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幕張車両センター前にて
●3/1 スト激励行動 11時 幕張本郷駅
●3/1 スト総決起集会 14時・千葉文化センター5階
(千葉パルコ前・ツインビル)
●3/2 スト激励行動 11時 幕張本郷駅
2月26日、法大入試ビラまきで2月5日に不当逮捕された6学生全員が不起訴・奪還された!
洞口朋子さんをはじめとした6学生は元気いっぱいに出獄し、駆けつけた文化連盟の仲間と肩を組み、勝利の美酒で乾杯した。洞口さんは「法大闘争が世界に拡大していることを獄中で実感した。この団結の拡大の力が弾圧を粉砕した」と勝利感いっぱいに発言し、6学生はつぎつぎに「取り調べ」に行き詰まった権力の哀れな姿を暴露した。
湾岸・運輸労働者連帯委員会(TWSC: www.transportworkers.org?)は、6人の学生活動家を直ちに釈放することを要求する。
日本における教育の民営化と軍事化に反対する運動を組織し抗議行動を展開する学生に対する政治的弾圧として、彼ら・彼女らは今も投獄されている。
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大学当局は東京地裁と手を組んで、法政大学に隣接する東京の公道でビラをまき街宣を行うことを禁止する命令を出した。そしてこの学生活動家たちは、大学の前でビラまき・街宣をして逮捕された。
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この最も基本的な民主主義的権利に対する攻撃は絶対に許すべからざる攻撃であり、我々はここにこの学生たちの即時釈放と、今までに逮捕された多くの学生たちに対する訴訟の撤回を要求するものである。この学生たちは、日本における教育と運輸を含む公共業務の民営化に反対して立ち上がり闘ってきたのだ。
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2010 年2月18日
運輸労働者連帯委員会(TWSC)
アメリカで軍国主義教育と闘うアーリーン・イノウエさんからメッセージが来ているので紹介します。
すべての関係者のみなさんへ
私たちアメリカの「学校軍事化に対する代案を目指す連合」(CAMS)は、法政大学の入試時における6名の学生の逮捕に抗議をし、彼ら・彼女らの即時釈放を要求する。
6名の学生は、2月5日に「威力業務妨害」と「公務執行妨害」という虚偽の容疑で逮捕された。この学生たちは、日本憲法21条に規定される言論と表現の自由の権利を行使し、まったく正当な活動を行っていたにすぎない。彼ら・彼女らはビラを配布し、横断幕を掲げ、その行動のビデオを撮っていた。このいかなる行動も、法政大学の業務を威力的に妨害するものではない。
今もってこれら学生たちは虚偽の告発を受け、肉体的な苦痛を強制され、過酷な取り扱いのもとにある。このような非道は絶対に許されない。
6名の学生を直ちに釈放せよ!
法政大学当局は学生運動に対する抑圧を止め、すべての弾圧に対して謝罪し、学生に対するすべての処分を撤回せよ!
勾留中の学生に対する抑圧的な手段の行使を止めよ!
CAMS世話人 アーリーン・イノウエ
Release the 6 students now!
6学生を直ちに釈放せよ!
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We are aware that the Public Safety Bureau of TMPD, supported by the regent of Hosei University, enjailed 6 students for “forcible obstruction of business” while they were simply delivering leaflets in the entrance of the University.
我々は、学生たちが大学の正門近くで単にビラを配布していた時に、法政大学当局の支援を受けた東京都警視庁公安部が、「威力業務妨害」の名をもって6名の学生を逮捕し去ったことを?知らされた。
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That is a clear attack on the right of free speech.
これは、言論の自由に対する公然たる攻撃である。
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We demand the Public Safety Bureau of TMPD to release all students immediately.
我々は、東京都警視庁公安部が全ての学生を直ちに釈放することを要求する。
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We also demand the management of? Hosei University to stop all repression against the student’s movement, as to guarantee the democratic rights of the students and the workers to organize.
我々はまた、法政大学当局に対し、学生運動に対するあらゆる弾圧を中止し、学生と労働者が団結する民主的権利を保障することを要求する。
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Dirceu Travesso
Secretaria Nacional Executiva
on behalf of Conlutas – Coordenação Nacional de Lutas
ディルセウ・トラベッソ
コンル―タス・全国書記局
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「国鉄1047名解雇撤回! 検修業務全面外注化阻止! 反合理化・運転保安確立!」を掲げて全国労働者総決起集会が2月13日、東京・代々木公園で開催された。全国各地から1850人の労働者・学生が結集し、朝から雪がちらつく悪天候をはね飛ばし、熱気あふれる集会とデモを貫徹した。国鉄決戦を軸に、大恐慌に立ち向かう階級的労働運動の力強い隊列が登場したのだ。集会の呼びかけは、動労千葉、動労水戸、動労連帯高崎、動労西日本、動労千葉を支援する会の5団体。司会は、動労連帯高崎の和田山繁委員長と動労千葉を支援する会の労働者が務めた
(1)
法政大学で、またしても許すことのできない学生弾圧が起きました。2月5日午前10時頃、法政大学入試の初日に、警視庁公安部は法大生を含む6人の学生を、法政大正門前と外濠公園において「威力業務妨害」および「公務執行妨害」で逮捕しました。
しかし、これは100%デッチ上げです。「威力業務妨害」などという事実はまったく存在しません。6人の学生は、1人が正門向かいの外濠公園で拡声器を使って演説をし、3人は正門付近でビラまきを行い、1人は横断幕を持ち、1人はビデオでその様子を撮影していました。これは憲法第21条でも保障されたまったく正当な言論・表現活動です。現場において入試業務が「混乱」するようなことは何もなく、ビラまきは整然と行われていました。そもそも、入学試験自体がまだ開始される前の時間のことです。
この6人全員を事前の「警告」もなく100名近い公安警察・機動隊で逮捕・拉致するなどということは、政治弾圧・言論弾圧そのものです。「公務執行妨害」に至っては、公安刑事が自ら生け垣の中に倒れ込んで逮捕に持ち込むという、露骨な「転び公妨」が行われています。このような無法の横行は、断じて許されるものではありません。
この逮捕は、法政大学の腐敗を批判する学生のビラまき・宣伝活動を強制的にやめさせるためにのみ強行された弾圧であり、私たちは「公道でビラをまいただけで逮捕」というこの暴挙を強く弾劾します。
(2)
今回の法大入試に関しては、法大当局と東京地裁(民事第9部・渡邊隆浩裁判長)によって1月29日に、キャンパスから200?以内での情宣活動(ビラまき・演説)を禁止する「仮処分決定」が下されています。事前に当事者の意見を聞く「審尋」という手続きすら踏まない違法を強行した上、「全学連」という団体そのものを対象とし、大学の「営業権」などという、それ自体疑わしい概念を掲げてキャンパス周辺の「憲法停止状態」を固定し、拡大しようという前代未聞の決定です。「入試=営業」であり、金儲けのためであれば憲法を踏み破り学生を警察に売り渡してもかまわないというのです。キャンパスの中でビラをまけば処分され、外でビラをまけば「営業妨害」だとして罰金100万円もしくは逮捕される法政大学は、もはや「教育機関」であることを自ら投げ捨ててしまっているとしか言えません。
(3)
2006年3月以来、法政大での逮捕者数はのべ118人、起訴者は33人となります。
発端は、06年3月14日に、大学内でのビラまき・立て看板を禁止するという一方的な決定に抗議した学生29人が「建造物侵入」で逮捕された事件でした。あらかじめ大学当局と示し合わせて待機していた200人の公安刑事が、キャンパスに突入して不当逮捕を強行したのです。これ以来、抗議する学生に対して停学・退学処分と逮捕・起訴の弾圧が次々とかけられ、法大生の自主的・主体的な学生活動は禁圧され、大学当局の雇った暴力職員・暴力ガードマンが公然と暴行を加えるという事態にまで至っています。
昨年09年には、法大文化連盟と全学連の8人の学生が、治安維持法と並ぶ労働運動・学生運動破壊のための戦前来の治安弾圧法である暴力行為等処罰法(暴処法)によって起訴されています。しかし、団結自体を犯罪とするこの弾圧をはね返し、8学生は昨年末に保釈をかちとって元気に出獄しました。法大当局はこれによって自らのあり方を反省するどころか、よりいっそう警視庁公安部と癒着を深め、情宣禁止仮処分と2月5日の逮捕に踏み切りました。
(4)
現在、労働者・学生に対して大失業の波が襲いかかっています。世界大恐慌の中で失業率は高止まりし、労働者は解雇にさらされるか、賃下げ・非正規職化・労働強化を強制されています。学生も同じです。就職内定率は低下し、「4人に1人が就職できない」という状態に置かれています。本来であれば、大学こそがこの現状を変革するために最先頭に立って声をあげるべきときです。
しかし法政大学は、むしろこの就職難の現実をも逆手にとって、高い学費?高い受験料による新自由主義的な「教育ビジネス」に手を染めています(2010年度の法政大学の初年度納入金は126万円超)。そのあり方を開き直るものこそ、入試時における「営業権」を掲げた情宣活動禁止の仮処分であり、「営業=業務」の妨害であるとしての6学生への不当逮捕です。まさに、新自由主義大学の腐敗の象徴ではありませんか。教育を金儲けの手段とする「教育の民営化(私物化)」は、全労働者・学生の問題です。
いま、大学のあり方が問われています。大学と教育を学生自身の手に取り戻すために、全世界で学生が教育労働者と連帯して声をあげ始めています。来る3月4日には、米カリフォルニア州で大規模な教育ストライキが闘われようとしており、法大闘争を闘う学生がここに合流します。法大闘争は、世界を覆う新自由主義と「教育の民営化」に対する労働者・学生の反乱の一環であり、弾圧に屈せず団結を拡大する闘いに全世界的な注目が集まっています。
(5)
逮捕された6人の学生は、完全黙秘・非転向の闘いを継続しています。許せないことに、警視庁公安部は6人を代用監獄に監禁し、密室において「事件取り調べ」とはまったく関係のない卑劣な転向強要を長時間行い、弁護士以外との接見を禁止しています。希望する差し入れ物を入れないという嫌がらせも行われています。
2月5日の不当逮捕に抗議し、全国の労働者・学生・人民の力で、法政大学と警察権力を包囲しましょう。新自由主義と「教育の民営化」に対する怒りの声を拡大しましょう。学生活動への一方的な規制を撤廃させ、大学と教育を私たちの手に取り戻しましょう。
最後に、私たちは以下3点を強く求めます。
◆6人の学生をただちに釈放せよ!
◆法政大学は学生弾圧をただちに止めよ! これまでのすべ
ての弾圧を謝罪し、処分を撤回せよ!
◆すべての獄中弾圧を停止せよ!