2022年7月8日に発生した、安倍晋三元首相銃撃事件に対する全学連の見解です。


配布しているビラです。
本日6月28日、新宿で改憲・戦争阻止!大行進東京が主催する反戦デモがあります。戦争に反対するすべての労働者・学生は参加してください!
岸田政権は、増税・国債発行・社会福祉の削減を一体として行い、すべてを軍事費につぎ込む戦時財政への突入を公然と宣言しています。
参院選では与野党すべての政党が国家主義を剥き出しにし、「戦争か平和外交か」という二項対立を持ち出し、戦争は資本主義の問題だという核心点を隠蔽しています。この社会を変える力があるのは、今世界各地で起こっている労働者・市民の反戦デモとストライキです。日本の労働者・学生もこれに続き、階級的労働運動を復権させ、戦争のない世界をつくろう!
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5月23日に開かれた日米首脳会談では、「台湾有事」に言及し、中国への侵略戦争に向けた米日帝の戦争同盟が本格的に確認されました。絶対に許せません。さらに閣議決定された通称「骨太方針」では、ありとあらゆる項目に「安全保障」の言葉が入り込み、日帝は戦時財政に舵を切っています。労働者・学生の力で戦争に向かう岸田政権を打倒しよう!
6月29?30日、岸田は日本の首相で初めてNATO首脳会合に出席します。ウクライナでの戦争に参入するという意思の表明です。これに断固反対するデモが6月28日の新宿で開催されます。戦争に反対するすべての皆さんは集まってください!
ビラと併せて、改憲・戦争阻止!大行進東京が発行している6・28新宿デモのビラも掲載します。
2022年3月10日、公安刑事による学生への暴行事件について、公安警察・国・都を相手取った国家賠償請求訴訟の控訴審が行われました。控訴審への結集を訴えるビラを公開します。
控訴審当日、傍聴券配布に先駆けて裁判所前で街頭宣伝を行いました。全学連大会襲撃事件は現在ロシアで行われている反戦運動弾圧とまったく同じです。2015年の安保関連法制定に反対する巨万の学生の決起に怯えた支配階級が、暴力装置である警察をつかって反戦運動をつぶそうと狂暴化した結果起きたのが全学連大会襲撃事件でした。この事実を徹底的に暴き出し、一審で敗訴してもなお学生に嫌がらせを続ける公安警察を徹底弾劾しました。学生の弾劾やビデオ撮影に、公安刑事たちは尻尾を巻いて逃げていきました。
法廷では、原告の一人である吉田耕くんがエナジードリンク片手に、いつもの飄々とした雰囲気のまま、まるで自室かのように座っていました。傍聴席を学生や労働者の仲間で埋め尽くしました。
裁判では、赤嶺委員長から原告側の意見陳述がなされました。先述したように、事件は反戦運動弾圧として起こりました。これを明らかにした上で、裁判所に対し、中国侵略戦争に突き進む岸田政権に手を貸すような立場を取らないよう求めました。
控訴審の結審は2022年7月21日です。ぜひお集まりください!