沖縄女性殺害事件弾劾! すべての基地を撤去しろ!

弁護士・鈴木たつお〔2016年参院選東京選挙区予定候補〕さんホームページより転載

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 沖縄・うるま市の女性暴行・殺害事件は嘉手納基地の元米兵によって引き起こされた断じて許すことのできない凶悪事件です。基地の存在こそが一切の原因であり、「全基地撤去!」の怒りが沖縄全島で爆発しています。

 20歳女性の死を悼むとともに、「もう絶対に基地を許さない!」と22日のキャンプ瑞慶覧前ゲート前2000人抗議集会、25日嘉手納基地緊急県民4000人集会をはじめ、連日のように抗議行動が闘われています。沖縄大学学生自治会の仲間も駆けつけてともに闘っています。

 「胸が締め付けられ、涙がこぼれます。このままでは再び事件が発生する日も遠くないだろう」「米軍基地は全面撤去しかない」「声高に『全基地撤去』を明言したい。基地があるゆえの被害はもう限界だ」「北朝鮮や中国の脅威を強調するが、県民が最も脅威とするのは県民の生活圏にある米軍基地だ」(5月24日付琉球新報に紹介された県民の声)
 誰もが悔しさをかみしめながら「もうこれ以上、命を奪われてなるものか!」と不退転の決意で闘いに立ち上がっています。
 日米両政府による「綱紀粛正」「再発防止」では何も変わりませんでした。はっきりさせなければならないのは、米日による朝鮮侵略戦争切迫情勢の中で引き起こされた事件だということです。

 事件が起こった4月28日は米韓合同軍事演習の真っ最中でした。「殺人訓練」が日常化する中で多くの米軍兵士が心身を破壊され、帰還兵の自殺や犯罪が激増しています。朝鮮侵略戦争の切迫はこれに拍車をかけるのは明白です。

 25日夜のオバマ・安倍会談で、オバマは事件について「心からショック」などと述べましたが、謝罪は一言もありませんでした。日米地位協定改定を否定し、「普天間移設を前進させる決意に変わりはない」と辺野古新基地建設も居直りました。
 沖縄の怒りは6・19沖縄10万人集会へと向かっています。1971年全島ゼネスト以来の情勢です。
 今こそ本土と沖縄が一体となり、朝鮮侵略戦争阻止・全基地撤去のゼネストを実現しよう!

5・25サミット粉砕!京都デモ打ち抜く!

鈴木たつお(2016年参院選東京選挙区予定候補)さんホームページより転載

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5月25日夜、「サミット粉砕!京都デモ」が京都大学全学自治会同学会中執の呼びかけで行われ、大成功しました。(右写真)
斎藤いくま全学連委員長はじめとした全国学生と労働者も大挙結集しました。

京都デモは戦争会議=サミットに対する怒りであり、被爆者を分断するオバマ広島訪問への怒りであり、女性殺害事件の最大の原因である米軍基地への怒りを体現し、被爆者や沖縄をはじめ、全世界で「貧困と戦争」に対して闘っている労働者人民と団結して打ち抜かれました。また沿道の圧倒的注目も集めました。

26日18時半より広島・原爆ドーム前でもオバマ広島訪問阻止のデモが闘われます。
戦争会議=サミット粉砕へ!

京都大学全学自治会同学会委員長・作部羊平君アピール

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私が委員長を務める京大同学会中執は、5月25日に「サミット粉砕」を訴えて京都市内をデモしました。
サミットに反対することを通して私たちが訴えたかったことは3つです。
一つは、戦争を絶対にとめようということ。沖縄の許しがたい事件は、戦争はどこか遠くで起きているのではなく 目の前で起きていることをはっきりと示しました。沖縄大学から仲間が立ち上がっています。「これ以上一人の仲間も殺させない」と、誰もが心を決して立ち上がる時です。

二つには、一部の資本家のために続けられる支配を終わらせようということ。東京オリンピック贈賄問題、パナマ文書問題、三菱自動車偽装問題と、すべてが腐っています。私たちは彼らの私腹を肥やすためだけに生きるのですか? 学生は自分の未来を疑問視し、怒っています。

三つには、学生や労働者にこそ革命的な力があるということ。政治家や経営者に力があるわけではありません。労働者には社会を動かす力が、学生には未来を創る力があります。高額な学費と学生の可能性を摘み取るだけの場になっている今の大学は根本的に変革しなければなりません。

今の社会、今の支配には妥協の余地なく絶対反対。職場・大学でストライキをやりましょう。 そして、労働者・学生の団結で次の社会を切り開きましょう!