6人の学生を今すぐ釈放しろ!


 2月8日、京都府警公安課は全学連で闘う仲間6人を「威力業務妨害」でっち上げで不当逮捕した。絶対に許すことはできない!

 6人の学生は完全黙秘・非転向を貫いて獄中で闘っている。仲間を一日でも早く奪還しよう。全国の学生、共に闘う労働者・市民に救援活動への支援と反戦闘争への大合流を呼びかける。


反戦闘争への弾圧を許すな!

 同じく2月8日、日本帝国主義・石破とアメリカ・トランプの日米首脳会談が行われた。トランプは1月20 日の大統領就任直後から軍を使った移民の強制送還、ガザ虐殺を続けるイスラエルへの2千ポンド爆弾供与、そして対中国の追加関税など、排外主義・帝国主義をむき出しにして世界を戦争危機へと引きずり込んでいる。今回の日米首脳会談は、「日米安保の最大のアップグレード」「自衛隊と米軍の指揮統制一体化」を宣言した24年4月の岸田-バイデン(当時)の会談に続き、米日がさらに足並みをそろえて中国への侵略戦争へと突進する戦争会談に他ならない。 

 逮捕された6人は、この中国侵略戦争に真正面から反対し、12・13 全国学生反戦集会(上写真)など反戦闘争・京大闘争の先頭に立ってきた学生だ。「体を張ってでも戦争を止める!」という学生の闘いに恐怖した日帝国家権力が、2年前の闘争を口実に仕掛けてきたのが今回の弾圧だ。反戦運動つぶしの弾圧を許してはいけない!

 権力のねらいを正面から打ち砕くこと、すなわち反戦闘争への巨万の決起を作り出すことこそが6人を奪還する最短コースだ。2・23 新宿反戦デモに総決起しよう。


京大処分撤回闘争の爆発を

 今回の弾圧の口実とされたのは、2022 年の「総長室突入」(下写真)だ。大学の管理強化や学生寮敵視の政策に対して、京大生が総長に直談判を求めた行動だ。京大当局は24 年9月に今回逮捕された学生を含む5学生に「多数の学生を扇動した」として停学処分を下している。京大生がただちに処分実力粉砕の闘いに決起したことに恐怖した京大当局は、警察権力に学生を売り渡して刑事弾圧を画策したのだ。二重三重に許しがたい!

 全学連は京大生を先頭に処分撤回闘争・京大闘争を中国侵略戦争を阻む最前線の攻防として全力で闘う。あらためて、すべての学生・労働者・市民に反戦闘争への大合流を呼びかける。

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