6月14日、全米では、米トランプによる「移民排除政策」、軍事パレードに反対する戦闘的抗議デモが、2,100か所以上で行われた。同日、改憲・戦争阻止!大行進は米学生・労働者と連帯し、全学連の学生・青年を先頭に米大使館と首相官邸に直撃する内乱的なデモを打ち抜いた!反戦闘争の力で不当に逮捕・起訴されている2名の学生を奪還しよう!全世界の学生・労働者の決起と連帯し、イラン侵略戦争反対の6・26米大使館抗議闘争、米日の中国侵略戦争阻止の6・28新宿反戦デモに駆けつけよう!
■勾留理由開示公判に集まろう!■
6月14日、警視庁・機動隊は、デモ隊が米大使館に攻め上る最中に、女子学生Bさんに対して公務執行妨害をでっち上げ、地面に引き倒し、衣服を剥ぎ、逆さ吊りにして連行した!この逮捕過程自体が性暴力そのものであり、二重三重にも許しがたい!
26日(木)にはBさんの勾留理由開示公判が行われる。いまだ不当に逮捕されているBさんを勾留理由開示公判で激励し、早期に奪還しよう。
■勾留理由開示公判
6月26日(木)10:30~ @東京地方裁判所 403号法廷
※傍聴券配布は10:00、それまでに必ずお集まりください
■警視庁の過剰警備弾劾!申入れ行動
6月26日(木)12:30~ 集合 @警視庁本部庁舎前
主催:全日本学生自治会総連合/改憲・戦争阻止!大行進 東京
救援・弁護士費用のカンパにご協力お願いします!
郵便振替
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米帝主導のイラン侵略戦争反対!
21日(米現地時間)、トランプは米軍がイラン中部のフォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの3つの主要核施設を地下貫通弾「バンカーバスター」で攻撃したことを声明した。直後のホワイトハウスでの演説では、「攻撃は壮大な軍事的成功だった」と侵略戦争を堂々と誇示している。断じて許すことはできない!
トランプは、13日にイスラエル首相ネタニヤフとの会談における「事前通知」のもと、米帝とイスラエルは「共同作戦」として、イスラエル軍がイラン国内に対する空爆を激化させ、もう一方でパレスチナ人民の大虐殺・民族浄化を継続している。このイラン侵略戦争は、米帝が経済的・軍事的にも行き詰まり、世界支配を維持・再建するために、中国の現体制を転覆するための世界戦争=核戦争に決断し、具体的に動きだしたことにより引き起こされている。
15~17日にカナダで開催されたG7 サミットの共同声明では、イスラエルのイランに対する先制攻撃に、「イスラエルの安全保障に対する支持をあらためて表明」、「イランはテロの根源」とイスラエルの全面支持を表明した。一方では、イランの核施設を非難し「イランは地域の不安定情勢」などと断言し、もう一方では、帝国主義の「抑止力」のための戦略核の増量と使用を容認する。まさに、G7諸帝国主義こそが世界を文字通りの世界戦争=核戦争へと叩き込む最悪の戦争放火者であることは明らかだ。
米学生・労働者の闘いに続こう!
米トランプは、6日の「移民排除」に反対する抗議闘争を鎮圧するために、カリフォルニア州兵4,000人を派遣した。さらに10日、「反乱法」を適用するなどと言及し、米海兵隊員約700人を送り込んだ。連邦軍による米国内の学生・労働者の抗議行動を制圧は、これまで掲げてきた「自由と民主主義」の建前が崩れ落ちてでも、軍事独裁的支配体制への統治形態の転換することを狙った軍事クーデターだ。
しかし、6月14日の軍事パレードに対して、西岸のロサンゼルスから東岸のニューヨークまで全米2,100か所以上で500万人が参加した全米史上最大規模の抗議行動が燃え広がった。トランプの狙いを正面から粉砕する米学生・労働者の実力闘争が叩きつけられた。6・14集会とデモは、米学生・労働者の闘争に連帯し、日本において「トランプ・石破打倒」を掲げ、日米の中国侵略戦争阻止をかけた反戦闘争であった。この地平を引き継ぎ、反戦闘争をさらに拡大しよう!
核戦争推進の石破政権を打倒しよう!
6月2日、元政府・自衛隊高官らが米有識者との議論を踏まえ、非核三原則見直し、石破が持論していた「核共有」の必要性について提言した。提言では、「台湾有事」を念頭に、「持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則のうち「持ち込ませず」を「(敵から)撃ち込ませず」への変更を訴えた。日帝は「台湾有事」などと称して排外主義・中国脅威論を煽り立て、核兵器の使用も辞さない中国侵略戦争= 世界戦争への戦争意思を露骨に表している。
7月の参議院議員選挙に向けて、どの政党も現在日帝の中国侵略戦争の意志に対して言及することすらできていない。それどころか、「国益を守る」ことで一致し、反戦闘争を抑え込み、戦争へ動員していく挙国一致の総翼賛戦争体制が作り上げられている。11日に成立した日本学術会議法人化も、戦争国家化の一環としてある。
戦争と差別の元凶は天皇制だ!
硫黄島を始め、沖縄、広島、さらに長崎に行われようとしている天皇の訪問を徹底的に弾劾する!天皇の「戦没者慰霊」と称する訪問は、天皇の戦争責任を居直り、なによりも、現在行われようとしている中国侵略戦争に向けた「挙国一致」を作り上げ、ふたたび労働者階級を戦争へと総動員する攻撃に他ならない。
元全軍労牧港支部青年部の宮城盛光さんは天皇の沖縄訪問に対して「私の叔母とオバーは沖縄戦で殺され、おやじは戦争に行かされた。皇民化教育と天皇制があったからだ。天皇は今すぐ帰れ」と弾劾した。「国体護持」=天皇制の存続のために、天皇ヒロヒトは「もう一度戦果を上げ」ることを言い放ち、沖縄を「捨て石」にした。まさに、住民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦を引き起こした張本人がヒロヒトだ。それにもかかわらず、戦争責任を「言葉のあや」、原爆投下は「やむをえない」と言い放ち、戦後も一切謝罪も行わず存続してきたのが天皇制だ。「戦後80年」の今夏こそ、現在天皇制のもと行われようとしているふたたびの中国侵略戦争を絶対に阻止する6・28新宿反戦デモに駆けつけよう!
全学連は、天皇の沖縄、広島訪問に対して、真っ向から対決する実力の抗議行動を貫徹した。続いて、6月23日の石破の「慰霊の日」式典出席を断固反対・阻止する抗議行動を大行進・沖縄が先頭に立って闘っている!昨年に行われた「慰霊の日」では、当時の岸田首相は米兵による15歳の少女へ性暴力を隠蔽しながら式典へ出席した。石破の式典出席も、侵略戦争を歪曲・美化し、ふたたび沖縄・琉球弧を戦場にする政治策動でしかない。戦時下における性差別・性暴力を許さず、7・19反戦女性集会に結集しよう!
■行動方針■
■6・26米大使館抗議闘争
6月26日(木)16:00~ 集合 @住友不動産虎ノ門タワー前
呼びかけ:全日本学生自治体総連合/改憲・戦争阻止!大行進 東京
■6・28新宿反戦デモ
6月28日(土)14:00~ リレーアピール @新宿駅東口 駅前広場
15:10~ 新宿デモ行進
主催:改憲・戦争阻止!大行進 東京
■7・6農楽まつり
7月6日(日)10:30~ @市東さんの南台の畑➡萩原さんの清水の畑までデモ行進
12:00~ 農楽祭り @萩原さんの清水の畑
主催:三里塚芝山連合空港反対同盟
■7・12反戦反核東京集会・デモ
7月12日(土)18:00~ 集会開始 @渋谷勤労福祉会館
19:30~ 渋谷デモ行進
主催:改憲・戦争阻止!大行進 東京
共催:NAZEN 東京
■7・19反戦女性集会
7月19日(土)13:00~ 集会開始 @新宿駅東口 駅前広場
14:30~ 新宿デモ行進
主催:3・8国際婦人デー集会実行委員会