沖縄県警は全学連A君を即時釈放しろ!


 6月5日、沖縄県警は、天皇訪沖に抗議した全学連のA君を「公務執行妨害」罪で不当逮捕しました。天皇は沖縄戦の元凶でありながら、親子3代にわたって一度も沖縄県民に謝罪していません。その天皇が「慰霊」の名で沖縄戦を正当化することに抗議するのは当たり前です。最大の戦争犯罪人である天皇を免罪して、戦争反対を訴える青年を逮捕することなど絶対に許せない! 沖縄県警を私たちの怒りで包囲し、A君の即時釈放を勝ち取りましょう!


裁判所・警察に抗議の声を集中させよう!

■那覇地方裁判
☎:098-855-3366

■那覇警察署
☎:098-836-0110


沖縄戦を繰り返すための逮捕

 今回の天皇の来沖の最大の目的は、沖縄戦の犠牲者を 天皇の権威によって「英霊」とまつり上げ、かつての侵略戦争を美化し、自民党参議院議員・西田昌司のようにひめゆり学徒隊の歴史を書き変え、中国侵略戦争体制=沖縄の戦場化を構築することでした。

 だからこそ、「沖縄県民が誰も抗議しない、静かな天皇来沖」を演出することが天皇と国家権力の最大の目的でした。私たち改憲・戦争阻止!大行進は、この敵の狙いを粉砕し、全国のニュースでも報道されるほどの抗議行動をまきおこしました。

 全学連のA君が逮捕された6月5日の天皇の対馬丸記念館訪問を阻止するための抗議行動も、周辺住民からの声援があり、県民からの熱い支持がありました。大行進運動は、どれだけ警察に妨害されても不屈に抗議を続けました。それによって、対馬丸記念館周辺が完全に天皇への怒りの炎に包まれました。

 この状況に、とことん追い詰められた警察権力は、「公務執行妨害」をでっちあげ、全学連のA君を逮捕したのです。


不当逮捕を打ち破ろう

 今回の弾圧は、完全なでっち上げの不当逮捕です。5日、警察は事前に立ち入り禁止の通知もしていないのに、対馬丸記念館に向けて歩道を歩く市民に立ち塞がり、通行止めにしました。通行止めには、何の法的根拠もありません。警察は、抗議する私たちに対して、暴力で指や手をねじり上げ、マイクを奪って破壊しようとし、あげくの果てに全学連のA君を突然逮捕したのです。その場にいた人も何が起きたかわからないほどでした。絶対に許すことはできません!逮捕された仲間を今すぐ取り戻しましょう!


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