京大6学生の勾留決定弾劾!


反戦闘争弾圧を許さないぞ!

 2月8日、京都府警公安課は全学連で闘う仲間6人を「威力業務妨害」でっち上げで不当逮捕した。京都大学当局は学生を告訴し、熊野寮への不当なガサ入れを許可し、学生を権力に売り渡したのだ。絶対に許すことは出来ない! 京大・地裁・府警一体となった弾圧を跳ね返し、今すぐ6学生を取り戻そう!


京都地裁へ怒りの抗議行動

 2月10 日、6 学生の勾留を続けようとする京都地裁に対し、6学生を激励し、絶対に奪還しようと多くの仲間が集まった。

 集まった仲間は、京都地裁へ「京都地裁は6 人の勾留延長をするな!」「反戦運動への弾圧やめろ!」の怒りのシュプレヒコールを叩きつけ、地裁に運ばれてくる6 学生と車越しに分断を打ち破って交歓した!

 しかし、地裁は追い詰められながらも、6 学生の勾留決定を下した。絶対に許すことはできない!

 今回の弾圧の狙いは、トランプ登場・日米首脳会談で加速する中国侵略戦争に向けた反戦運動潰しだ。この狙いを真正面から打ち破って2・23新宿反戦デモに大結集し、トランプ・石破を打倒しよう! 早期奪還を勝ち取ろう!

弾圧に手を染めた京大・地裁・府警抗議の声を!

■京都大学
 ℡:075-753-7531(本部)

■京都地方裁判所
 ℡:075-257-9295(刑事訟廷事務室)

■京都府警(勾留先)
川端警察署 ℡:075-771-0110
中京警察署 ℡:075-823-0110
下京警察署 ℡:075-352-0110
伏見警察署 ℡:075-602-0110
右京警察署 ℡:075-865-0110
伏見留置センター ℡:075-602-0559


日米首脳会談と一体の弾圧

 不当逮捕と同日の2月8日、日本帝国主義・石破とアメリカ・トランプの日米首脳会談が行われた。トランプは1月20 日の大統領就任直後から軍を使った移民の強制送還、ガザ虐殺を続けるイスラエルへの2千ポンド爆弾供与、そして対中国の追加関税など、排外主義・帝国主義をむき出しにして世界を戦争危機へと引きずり込んでいる。今回の日米首脳会談は、「日米安保の最大のアップグレード」「自衛隊と米軍の指揮統制一体化」を宣言した24 年4月の岸田-バイデン(当時)の会談に続き、米日がさらに足並みをそろえて中国への侵略戦争へと突進する戦争会談に他ならない。共同宣言では「台湾」に再び言及し、米の核を含む「拡大抑止」の更なる強化、日本のさらなる抜本的な軍事力増強・大軍拡を確認した。

 逮捕された6人は、この中国侵略戦争に真正面から反対し、12・13 全国学生反戦集会など反戦闘争・京大闘争の先頭に立ってきた学生だ。「体を張ってでも戦争を止める」という学生の闘いに恐怖した日帝国家権力が、2年前の闘争を口実に仕掛けてきたのが今回の弾圧だ。反戦運動潰しの弾圧を許してはいけない!


京大処分撤回闘争の爆発を

 今回の弾圧の口実とされたのは、2022 年の「総長室突入」だ。大学の管理強化や学生寮敵視の政策に対して、京大生が総長に直談判を求めた行動だ。京大当局は24 年9月に今回逮捕された学生を含む5学生に「多数の学生を扇動した」として停学処分を下している。京大生がただちに処分実力粉砕の闘いに決起したことに恐怖した京大当局は、警察権力に学生を売り渡して刑事弾圧を画策したのだ。二重三重に許しがたい!

 全学連は京大生を先頭に処分撤回闘争・京大闘争を「中国侵略戦争を阻む最前線の攻防」として全力で闘う。あらためて、すべての学生・労働者・市民に反戦闘争への大合流を呼びかける。

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