ブラジル訪問3日目(5日)の報告です.
現地時間6月5日、コンルータスとインターシンディカルとの統合大会である全
国労働者大会が開催された。
昨日のコンルータス大会をさらに上回る3000人の大結集で会場をうめつくした。
会場はすごい熱気だ。各団体が発言するたびに、それぞれの支持者がコールで応
える。
とくにANELの学生が演壇前と通路に座り込み集会をもりあげている。
ANELの後方にはPSTUの大集団が陣取って集会を牽引していた。左右には
、各々の違う団体が構え、発言者がでると一斉に立ち上がってコールをあげてい
る。
それに対して司会から集会に集中!とたびたびよびかけられるような熱気に満ち
た集会だ。
国際代表団は会場中央の一番後方に席を構えた。
動労千葉の一日目の発言で動労千葉のことを主張をよく理解した人がたびたび動
労千葉に声をかけてくる。
また「団結はちまき」は大人気で瞬く間になくなり、予備にもってきた「30周
年記念バッチ」もすぐになくなってしまった。
集会ではゼ・マリアというPSTUとANELが推薦する大統領候補の演説が始
まると、80%の会場の人が総立ちになりゼ・マリアへの声援を送った。
集会全体は、若さとはちきれんばかりのエネルギーに満ちており、とりわけ「労
働者と学生の連帯」ということがきわめて強く主張された。われわれの代表団の
気持ちを揺り動かす内容だった。
午前中の集会最後の段階で、コンルータス総書記のゼルセウ・トラベッソさんが
演壇に立ち、午前中の総括と国際代表団の紹介を行った。
国際代表団は全員、壇上に立ち、各々が紹介され拳を振り上げて会場からの歓声
に応えた。
ギリシャの代表が数派にわたるゼネストを報告した。会場は総立ちで激励し、そ
のままインターナショナルの大合唱が始まった。
その後、会場を移しANELの学生集会に参加した。会場は労働者大会会場の近
くの小学校。
学生はここで労働者大会に参加するためにテントを張り寝泊まりしていた。
集会では、冒頭、織田全学連委員長と全学連国際部の松室さんが前に出て、織田
委員長が世界革命の大アジテーションに立った。
この大演説にブラジルの学生は総立ちで「ブラジル、日本、アメリカ・・・イン
ターナショナル!!」というコールで繰り返し応えた。カリフォルニア大学バー
クレー校で3月に教育ゼネストの先頭に立ったクレア・キーティングさんも続い
て発言 ! ANEL議長と思われる女性は、「学生と労働者との連帯」と、学生が
本質的に労働者階級だと強調した。
学生集会後、再び労働者大会の会場に戻ると、サンパウロ大学の学生が織田委員
長に「9日にサンパウロ大学で学長室占拠闘争をやる。連帯のメッセージを下さ
い」と言い寄ってきた。
fds