織田全学連委員長&齋藤文化連盟委員長の獄中アピール!

★織田陽介君(全学連委員長)

 農民の農地を守る闘いに参加し、自分が獄中に閉じ込められている意味とは何でしょうか。牢獄の中で読む新聞では戦争の動きが加速していると感じます。特に自衛隊が戦後初めてジブチに海外拠点を置いたこと、これは北アフリカ圏・中東で立ち上がる労働者たちの闘いに軍事的に介入することを目的としたものであるようです。ほかにも沖縄の新基地建設の強行やウラン濃縮を巡る北朝鮮への攻撃を開始していることなど、遂に赤字に転落した成田空港を戦争の為には維持し、拡張し、農民の農地を奪おうとする動きとして自分の今の現実があると思います。そして、他方で菅政権を巡って権力争いが始まり敵もボロボロです。戦争の足音とともにそれを目論む連中の毀棄と学生が立ち上がることへの恐怖の現れとして弾圧を見据え、戦い抜きます! すべての学生は、時代をとらえ、行動に立ち上がる時だと訴えたいと思います。

★斎藤郁真君(法大文化連盟委員長)

 生きるために闘う時代がやってきた。
 さかんに繰り返される「ガンバロウ!」キャンペーンの裏で、これまで社会を牛耳ってきた連中が、今も支配を維持しようと必死になっています。
 フクシマの怒りによって、辞任に追い込まれた東電の清水社長は、同時に、ACの社長でもあります。「ガンバロウ!」キャンペーンの張本人が彼なのです。ガンバロウという言葉の裏には、極端に言えばガンバラないやつは死んでいいという自己責任の思想がひそんでいます。やられていることは、結局、これまでと同じです。不況の名の下に私たちの生活を切り捨ててきた連中が、今は大震災を口実にしているだけです。結局、一番首を切られているのは、被災地の皆さんではないですか。そこに「復興」があるのでしょうか。
 私たちは今こそ、行きぬくために、立ち上がらなくてはいけません。
 原発を止めなければならないし、今も昔も、この国を牛耳ってきたやつらに。対決する組織をつくらなければなりません。学生は学生自治会、労働者は労働組合を、生き抜くために闘う組織として作り直すときがやってきたと思います。
 ともに闘いましょう!

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