100 年前の本日のレーニンは、フィンランドの隠れ家で『さしせまる破局、それとどうたたかうか』を執筆していた。ロシアを破局から防ぐためには革命的な方策が必要であり、そうした方策は社会主義に進む以外にないことを鮮明にさせるためだ。 一方、首都のペトログラートは完全に政治地図が塗り変わった。昨日のペトログラート・ソビエト総会ではボルシェビキの優位が確定した歴史的な会議となった。ソビエト政権を要求し、社会協調派が支配する幹部会に対する不信と幹部会改選を賛成 519 、反対 444 、棄権 67 で決議した。予想を超えたボルシェビキの勝利だった。首都のソビエトはボルシェビキの指導下に入った。
また、本日はエスエルのペトログラート市協議会で左派が市委員会を独占した。メンシェビキはボルシェビキに入党する党員の急増でやせ細り、残った部分は国際派に掌握された。