日刊レーニン65号(7月18日)

    100 年前の本日。 18日、ケレンスキーはコルニーロフを軍最高司令部に任命した。陸軍省総務長官にエスエル右派のサーヴィンコフ、軍最高コミサールにエスエル右派のフィロネンコを任命。この2人はケレンスキーとコルニーロフの橋渡しの役割をする。         他方17日、カデットは条件つきで連立政権崩壊後、初の入閣を決めた。7月8日には、メンシェビキ、エスエルなどの社会協調派は彼らの政治綱領として「政府宣言」を発表していたが、カデットはその内容は受け容れられないと拒否し、?閣僚は自分自身の良心にのみ責任を負う?憲法制定会議までどんな社会改革も行わない?連合国との完全な同盟の原則を守る?兵士委員会による戦略戦術への介入禁止。軍内の規律の回復を要求。カデットは2月革命、ソビエトが勝ちった地平を全く否定し、ソビエトから自由に振る舞おうとした。

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