学生自治会に入ろう! 時代を変革する学生運動をやろう!(東北大学)

東北大学学生自治会ブログより

戦争と教育の民営化をうち砕け!
学生自治会に入ろう!
時代を変革する学生運動をやろう!

すべての新入生のみなさん。学生自治会は、入学式に新入生に配布された資料の通り、「反戦、平和、労働、教育、政治経済などの社会問題を話題に、『革命』を声高に叫び」たい! そしてこんな時代だからこそ、「皆さんにデモや集会への参加、ストライキを呼びかけ」たい!
世界経済を震撼させている世界大恐慌は、一方では大失業を生み出し、他方では保護主義から市場のぶん取り合いの戦争へ深化しています。リストラ、就職難、戦争、こんな言葉はもうたくさんだ。こんな社会だからこそ私たちには社会変革=革命が必要だ。
2010年は、職を奪われた労働者、卒業しても就職先がなく奨学金という借金を背負わされて放り出された学生など、あらゆる人々が反撃に立ち上がる時代の幕開けだ。全世界ではすでに学生や労働者が万を超える規模で反乱に立ち上がり始めている! ギリシャでは300万人がゼネストに参加し、国全体を停止させた。アメリカでは3月4日、100万人の学生や労働者が教育ゼネストに立った。「学費をなくせ!」「教育をマネーゲームにするな!」「公教育を守れ!」「大学は俺たち学生のものだ!」。
いまや世界中で、怒りが渦巻き、ストライキやデモになって爆発している。東北大生も続こう! 戦争と大失業を進める民主党政権を、資本主義体制もろともぶっ飛ばそう! 学生自治会に入って、社会を変える巨大な学生運動を今こそ登場させよう!

斎藤君への処分を許さない!
法政大学は3月26日、文化連盟・委員長の斎藤郁真君(法学部3年)に対して「退学」処分を下した。この不当処分阻止の闘いこそ、すべての学生の未来をかけた決戦だ。
法政大学は、大学の「営業権」を侵害するという理由で2006年3月からビラまきや立て看板の設置を禁止し、反対する法大生を片っ端から処分してきた。時には警察を使って学生を逮捕させることまでした。処分や逮捕で学生を暴力的に従わせ、大学を支配する資本家連中は、金儲けをしていく。こんなことが許されて良いのか!
なぜ斎藤君が処分されたのか。それは、斎藤君が全法大生の意志を体現するリーダーだからだ。
「学生を『原材料』と見なし、授業やカリキュラムを『学生の加工』とみなす。知識と自我を持つ(持ちうる)若者をベルトコンベヤーに乗せ、そこから外れるものに苛烈な制裁を加える。それを『教育的措置』と言いなす大人たち。私が『学生運動をやろう!』と訴えるのは、私たち学生の未来を奪う、こういう大人たちを許してはならないと思うからです」(文化連盟委員長・斎藤君)
斎藤君の思いはすべての学生の思いそのものだ。「大学・教育を金儲けの道具にするな!」この学生として当たり前の怒りが昨年4月24日、文化連盟の呼びかけで1500人集会として爆発した。この闘いが、アメリカやドイツの学生と結びつくきっかけとなり、世界中から法政大当局に抗議の声が叩きつけられている。

戦争のための基地建設阻止!
法政大学で起きていることはなんなのか。大学の利潤追求のためには言論・表現活動さえも禁止される。これこそ5月18日に施行される改憲のための国民投票法の中身そのものだ。民主党政権は「東アジア共同体構想」を打ち出し、アジアの権益を狙って独自の軍事大国化を目指している。そのためにも9条改悪なのだ。
いま報道されている沖縄・普天間基地問題とはなにか。平野官房長官は「海兵隊は沖縄に必要」といい、米政府も「普天間問題は日本による米軍基地供与を規定した日米安保条約6条の核心に行き着く。(普天間移転が)実現できないなら条約事態の信頼性にかかわる」と言い続けている。つまり普天間基地問題とは、巨大な新たな侵略出撃基地の建設だ。沖縄・米軍基地は、戦後から一貫して戦争の出撃基地として存在してきた。朝鮮戦争からベトナム戦争、中東・湾岸戦争など、全世界で起きたあらゆる戦場に、沖縄から米軍が出撃していった。そして今も、イラク・アフガニスタンへの侵略戦争の出撃拠点となっている。
沖縄の声を押しつぶし、戦争のための基地を強制し、法大において、学生の声を奪い、未来さえも破壊していく。これが9条改憲を目指すやつらが実際にやっていることであり、一ミリの正義性もないのだ。
しかし、4月23日に文化連盟は、処分撤回の大集会を呼びかけ、4月25日は沖縄で「基地撤去」の10万人県民大会が爆発しようとしている。学生と労働者が団結して反撃に立ち上がる限り絶対に戦争は阻止できる!

学生自治会へ入ろう!
私たちは今の社会で何をなすべきなのか。改憲=戦争なのか、それとも社会変革=革命なのか。
学生自治会は訴えます。金儲けのためには、医療も教育も「ビジネス」に変え、権益確保のためには戦争でもなんでもやるという、この社会の根底からの変革こそ必要だと。資本がもうかる限りにおいて労働者は仕事に就け、学生は大学に通えるという惨めな現実を今こそ変えようと。
新入生のみなさん。川内北キャンパスは戦前、軍事基地があった場所だ。敗戦後、戦争反対で立ち上がった学生と労働者が、戦争のための基地を撤去し、戦争をやる社会を変えるための「真理探究の場」としての大学に作り変えた。それができるのが労働者であり、学生なのだ。
学生の団結した力の中には、大学を変え、社会を変え、戦争とめる力がある! 新入生のみなさん、学生自治会に入ってともに社会を根本から変革する学生運動をやろう。全世界の学生、労働者とアツイ団結をつくろう!

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