2022年3月10日、公安刑事による学生への暴行事件について、公安警察・国・都を相手取った国家賠償請求訴訟の控訴審が行われました。控訴審への結集を訴えるビラを公開します。
控訴審当日、傍聴券配布に先駆けて裁判所前で街頭宣伝を行いました。全学連大会襲撃事件は現在ロシアで行われている反戦運動弾圧とまったく同じです。2015年の安保関連法制定に反対する巨万の学生の決起に怯えた支配階級が、暴力装置である警察をつかって反戦運動をつぶそうと狂暴化した結果起きたのが全学連大会襲撃事件でした。この事実を徹底的に暴き出し、一審で敗訴してもなお学生に嫌がらせを続ける公安警察を徹底弾劾しました。学生の弾劾やビデオ撮影に、公安刑事たちは尻尾を巻いて逃げていきました。
法廷では、原告の一人である吉田耕くんがエナジードリンク片手に、いつもの飄々とした雰囲気のまま、まるで自室かのように座っていました。傍聴席を学生や労働者の仲間で埋め尽くしました。
裁判では、赤嶺委員長から原告側の意見陳述がなされました。先述したように、事件は反戦運動弾圧として起こりました。これを明らかにした上で、裁判所に対し、中国侵略戦争に突き進む岸田政権に手を貸すような立場を取らないよう求めました。
控訴審の結審は2022年7月21日です。ぜひお集まりください!