全学連の仲間4名が9月28、30日に「監禁致傷」容疑で不当逮捕され、勾留されています。この弾圧は本当に許すことの出来ない100%でっち上げの不当逮捕です。一刻も早く奪還するため、救援のカンパをお願いします。
この弾圧はでっち上げであると同時に、09年法大「暴処法」弾圧以上の組織壊滅型弾圧です。不当逮捕された4名は06年以来、法大闘争をはじめとして被災地・宮城や福島で全学連運動を最先頭で闘ってきた指導的同志です。
事態の本質は「被害者」とされる元福島大生の樋口正太郎が、2012年以降に公安警察に繰り返し金をもらって情報(集会の参加者やふくしま共同診療所の状況など)を売り渡していたということです。そのことを開き直り、公安警察と一体で「被害者」として今回の弾圧に手を染めたのです。断じて許せません。
その背景には9月安保国会決戦の爆発があり、追い詰められた安倍政権の反動として今回の弾圧があるということです。
安保国会決戦は9月を頂点に、数百万の人民が国会を包囲し、安倍政権と戦争法に対する怒りを大爆発させました。とりわけ9月16日は警察権力が全学連の学生含め13名の仲間を不当逮捕したことに対し、全学連の呼びかけで国会正門前車道を6時間にわたって占拠し実力闘争を叩きつけました。
安保関連法強行採決は安倍の強さではなく危機のあらわれです。私たちはこの国会前の高揚を突破口に、あらゆる職場・キャンパスから戦争阻止のゼネラルストライキをやろうと呼びかけています。
韓国では民主労総の呼びかけで9月23日に第3次の緊急ゼネラルストライキが闘われ、11月1日には日比谷野音で闘われる全国労働者総決起集会に駆けつけます。そして12月に第4次ゼネストに打って出る予定です。
私たちは国際連帯とゼネストこそ戦争を阻止する最大の力だと確信しています。京都大と東北大でこの10月、反戦ストライキを打ち抜きます。そして全国大学ストライキと法大自治会建設に突き進んでいきます。その力で、4名の仲間を必ず取り戻します。
ぜひとも、決戦を闘う全学連への救援カンパを寄せてください! よろしくお願いいたします。
全学連委員長・斎藤郁真(法政大学)