第84回定期全国大会(2023年9月7~8日開催)にて採択された議案です。『総括』『情勢』『方針』の3部に分かれています。それぞれ1年間の総括、情勢認識、今後の闘いの方針が詳細に書かれているのでぜひお読みください!



〈「沖縄デー」集会×デモ〉
4月27日(日)18時30分開始(18時開場)/札幌市・東区民センター 講義室
〈講演会「革命家として生きるとはなにか」〉
4月21日(日)15時30分開始(18時終了予定)/仙台市・戦災復興記念館 第4会議室
〈学習会「マルクス主義入門」〉
4月23日(火)東北大学川内キャンパス・厚生会館前 18時集合(18時15分開始 20時終了予定)
〈京都祝園弾薬庫フィールドワーク〉
4月14日(日)京都大学吉田キャンパス・クスノキ前 13時集合
京都府精華町・祝園駅 14時集合
※要・事前申し込み
〈京都反戦デモ〉
4月20日(土)13時/京都府京都市・三条大橋下
〈関西 新歓反戦シンポジウム〉
4月21日(日)18時30分開始/大阪府大阪市・エルおおさか 研修室2
4月22日(月)18時30分開始/京都大学吉田キャンパス・文学部校舎 第1講義室
〈京大反戦集会〉
4月24日(水)12時開始/京都大学吉田キャンパス・クスノキ前
〈呉フィールドワーク〉
4月13日(日)広島大学東広島キャンパス 9時集合
※要・事前申し込み
〈新歓学習会:パレスチナの民族解放闘争〉
4月19日(金)18時15分開始/広島大学東広島キャンパス・総合科学部 K208教室
〈8・6ヒロシマ大行動ユース定例会〉
4月21日(日)13時開始/広島市・男女共同参画社会推進センター 会議室2
〈8・6弾圧粉砕・大坂さん奪還!広島集会〉
4月27日(土)13時開始/広島市・西区民文化センター スタジオ
〈「SAVE HENOKO」上映会〉
4月13日(土)14時開始/沖縄県立博物館 実習室
〈特別講演「沖縄へのミサイル基地は、何をもたらすか」〉
4月21日(日)12時開始/沖縄県立博物館 スタジオ
〈4・28沖縄デー全国統一行動《沖縄》4・27国際通りデモ〉
4月27日(土)12時街頭宣伝開始(13時デモ行進)/那覇市・牧志公園
全学連は、都内をはじめ全国の大学で活動する学生団体です。政治家や大学当局への「おねがい」ではなく私たち自身の行動にこそ、社会を変える力があります。ともに闘い、社会を変えよう!
この春、すべての学生は反戦デモの先頭にたとう。 ウクライナ戦争・ガザ虐殺今すぐやめろ!沖縄を再び戦場にするな!改憲・戦争と腐敗の自民党・岸田政権をたおそう!
〈『前進』を読む会・新入生歓迎号〉
4月7日(日)13時30分開始/千代田区・万世橋区民館 洋室A
〈岸田訪米・日米戦争会談粉砕! 4・9渋谷デモ〉
4月9日(火)18時30分集会開始(集会後、デモ行進)/渋谷区・勤労福祉会館
〈新歓コンパ〉
4月13日(土)14時~18時/渋谷区・リックルーム渋谷
〈革共同・清水議長と語る21世紀革命の展望〉
4月14日(日)18時30分開始(18時開場)/文京区・駒込地域活動センター
〈戦争情勢と地方議会 ―反戦議員の訴え―〉
4月16日(火)18時30分開始/千代田区・富士見区民館 洋室C
〈学習企画「性差別と天皇制」〉
4月19日(金)18時30分開始/豊島区・としま区民センター 会議室502
〈パレスチナ連帯スタンディング&街宣〉
4月20日(土)14時~16時/新宿区・新宿駅南口
〈4・28沖縄デー全国統一行動 《東京》4・28渋谷デモ〉
4月28日(日)13時集会開始(集会後、デモ行進)/渋谷区・代々木公園けやき並木
〈本土「復帰」52年 5月沖縄現地闘争〉
5月18日(土)現地フィールドワーク ※要・事前申し込み
5月19日(日)那覇市ぶんかテンブス館で集会
5月20日(月)辺野古ゲート前の座り込みに参加
1972年5月15日、巨大な米軍基地を残したままでのペテン的な沖縄「返還」から52年。「基地の島」としての沖縄の現実はいまだに変わっていない。それどころか日米政府は、辺野古新基地建設の推進をはじめ、沖縄の戦場化を前提とした戦争準備を推し進めている。沖縄現地の人々とともに全基地撤去・安保粉砕の声をあげよう。
2024年3月28日
全日本学生自治会総連合 中央執行委員会
1971年11・14沖縄返還協定批准阻止・渋谷暴動闘争で「殺人罪」をでっち上げられて起訴された大坂さんに対し、昨年の12月22日に東京地方裁判所刑事第4部・高橋康明裁判長は、懲役20年の有罪判決を言い渡した。高橋裁判長は、無実を示す数多くの証拠の存在を抹消し、50年以上前の拷問的取り調べによって検察官がでっち上げた供述調書のみを証拠として採用した。そして、供述者本人によってなされた「調書がでっち上げである」という法廷証言をも一切無視して判決を下すという暴挙に踏み切ったのである。今回の判決はまぎれもなく労働者階級の反戦・反基地の闘いをつぶすための国家意思としての反動判決であり、満腔の怒りを込めて弾劾する。
そもそもこの事件の対象になっている渋谷暴動とはどのような闘いであったのか。1971年当時、日本帝国主義は、沖縄人民が在日米軍の下で無権利状態に置かれるなかで掲げた「本土復帰」「基地のない平和な島を返せ」という要求を受け入れるかのような姿勢をとりながら、米軍基地を完全に残したままで施政権のみを日本に返す「ペテン的返還」を画策した。そのような「ペテン」に対する沖縄人民の怒りは本土の70年闘争と一体の実力闘争となって爆発し、「返還協定白紙撤回・批准阻止」を掲げる全島ゼネラルストライキが1971年の5月19日と11月10日の二度にわたって闘われた。そして、この沖縄人民の闘いと連帯するものとして渋谷暴動は闘われたのであり、100パーセント正義の闘いである。
渋谷暴動闘争から53年が経った今、日帝・岸田政権は再びの中国侵略戦争に突進し、沖縄人民を取り巻く現実は変わらないどころかますます苛烈を極めるものとなっている。この間、在日米軍と自衛隊が一体となって南西諸島のミサイル基地化・軍事要塞化が進められ、今年1月には名護市民投票や県民投票、沖縄県知事選で繰り返し沖縄人民が叩きつけた「辺野古新基地建設反対」の思いを日帝・岸田政権は踏みにじり大浦湾への土砂投入を強行した。米日帝国主義は中東・ウクライナ・東アジアを戦場とする三正面の世界戦争に突進する中で、沖縄を中国侵略戦争の最前線に位置づけ、沖縄人民が戦後75年にわたって作り上げてきた反戦の意志を叩きつぶして再び「捨て石」にしようとしているのである。絶対に許すことはできない。
しかし、こうした攻撃の中でも沖縄人民は不屈に反戦・反基地の闘いに立ち上がっている。うるま市では自衛隊のミサイル部隊を訓練する陸上自衛隊訓練場の新設に対して、地元住民の怒りが爆発している。石垣島では3月11日、米海軍ミサイル駆逐艦を入港させるという民間施設の戦争利用に対して、全日本港湾労働組合沖縄地方本部が石垣港でのストライキを決行した。
我々はこうした沖縄人民の闘いに連帯し、渋谷暴動闘争をも超える自国帝国主義打倒の闘いに必ず立ち上がる。そして、反戦・反基地闘争をつぶすために下された大坂さんへの反動判決に対して、さらなる反戦・反基地闘争の爆発で以って応える。4・28沖縄デー渋谷闘争、5月沖縄闘争を中国侵略戦争阻止の内乱的闘いとして勝ち取り、絶対に大坂さんを取り戻すことをここに宣言する。
以 上
2024年2月14日
全日本学生自治会総連合 中央執行委員会
昨年9月20日、最高裁判所第三小法廷(宇賀克也裁判長)は全学連大会襲撃事件に対する国家賠償請求訴訟の上告を棄却する決定を出しました。この不当な反動決定を徹底弾劾します。
全学連大会襲撃事件国賠訴訟とは、2016年9月の全学連大会に参加しようとした学生に公安警察が白昼公然と殴る・蹴るなどの暴行を働いたことに対して、全学連が公安警察15人と東京都を相手取った裁判です。 2016年の全学連大会では、その前年にあたる2015年の安保国会決戦で全学連が総力決起し、京都大学では反戦バリケードストライキを闘う地平を切り開くなど、安倍政権打倒の反戦闘争をいかに巨大に発展させるかということが焦点になっていました。公安警察は、この全学連大会に組織的に襲撃をしかけ、参加者に殴るけるの暴力をふるったのです。全学連国賠訴訟は、当初から日本帝国主義の戦争政策と徹底対決するものとして闘われてきました。
裁判を通じて公安警察側は、事件現場全体を撮影した映像の提出を一切拒否するなど、自分たちの犯罪行為の証拠を必死に隠しました。「まずいものが映っている」ことを自白するのと同義の、恥知らずな対応です。一審では暴行の事実とその違法性が認められ、全学連が勝訴しました。この一審の過程では、公安警察の西澤が「いちいち適法かどうか確認しないと(公務執行妨害で)逮捕できないんですか?」「私は野地川くんを逮捕したいと思っていました」と発言するなど、公安警察の腐敗しきった姿が暴かれました。この判決では、国家権力による違法かつ卑劣な白色テロ襲撃が裁判で認定され賠償支払いが命じられるという、公安警察にとっては前代未聞の大失態、大敗北となりました。
これに対し、二審(東京高裁・石井浩裁判長)ではたった1回の審理で、数年にわたって行われた一審の判決を覆し、公安警察の行為に違法性はないという不当な判決を下しました。これに続いて最高裁が上告を棄却し判決を確定させました。絶対に許すことはできません。
そして、全学連国賠訴訟に最も追い詰められていたのは、日帝・岸田政権です。すでに一審判決の時点で公安警察の面目を丸つぶれにされ大打撃を受けています。戦争情勢下でこの判決を放置できず、国家権力の意志をむき出しにして、二審と最高裁で無理やりひっくり返したのです。
この反動判決の本質は、世界戦争情勢下で学生・労働者民衆の反戦闘争をおさえこむための攻撃としてあります。現在、イスラエルはパレスチナ自治区ガザへの侵略戦争と人民大虐殺を一段とエスカレートさせており、10月7日以降のガザの死者数は2万人に達しようとしています。米日帝国主義は、このイスラエルの度重なる戦争犯罪と人民大虐殺を支えながら、ウクライナ戦争と中国侵略戦争を推進しています。日帝・岸田政権は、法の建前すらかなぐり捨て、人々の生活や権利を破壊しながら大軍拡と中国侵略戦争に突き進んでいます。
この反動判決によって、侵略戦争に突き進む日本帝国主義の実態が、より鮮明に暴露されました。最高裁が公安警察の暴力を正当化したことに象徴されるように、「三権分立」「中立・公平な裁判所」など存在しないのです。裁判所とは、帝国主義者による階級支配を貫徹するための機関でしかないことは明らかです。だからこそ、帝国主義国の支配階級を震えあがらせる労働者階級の団結した闘いこそが、裁判所の反動判決や国家権力の弾圧を打ち破る最大の力となるのです。
今、イスラエルの虐殺に反対する全世界の学生・労働者の闘いが帝国主義者たちを追い詰めています。世界戦争阻止の闘いを拡大させるなかにこそ、最高裁の反動判決と国家権力の弾圧を打ち破り、社会を根本から変える道があります。
全学連はこれからも、日帝・岸田政権を打倒する反戦闘争の先頭に立ち闘います。反戦闘争の爆発的拡大によって、最高裁の反動判決と公安警察の暴力弾圧に対して徹底的に反撃いたします。
以 上
2023年11月19日
全日本学生自治会総連合 中央執行委員会
全日本学生自治会総連合は、イスラエルおよび米欧日帝国主義の中東支配と闘うパレスチナ人民と固く連帯し、イスラエルを支援する岸田政権を倒すために闘う。
1948年のイスラエル建国以来、アメリカ帝国主義はイスラエルを通して中東を分断し、絶え間ない戦争と虐殺の惨禍をもたらし続けた。この武装闘争がいかなる結果をもたらそうとも、またパレスチナ人民の抵抗がいかなる形態を取ろうとも、断罪されるべきはイスラエルおよびアメリカ帝国主義である。また日本にも、日米安保体制のもとでアメリカの中東に対する侵略と戦争を支えてきた責任がある。1991年の湾岸戦争後にはペルシャ湾へ掃海艇を派兵し、2001年のアフガニスタン侵略戦争時にはインド洋に、03年のイラク侵略戦争に際しては戦地となったイラクへ自衛隊を派兵し、アメリカの侵略戦争に加担した。石油利権のためにイスラエルを支援し、中東を抑圧しているのは米欧帝国主義だけではない。日本帝国主義もまた、紛れもなく、虐殺を支える帝国主義の一角なのである。
さらにこの間、日本帝国主義はイスラエルと急接近して軍事協力を進めてきた。経済的に没落する日本帝国主義は自国政治の延命をかけて中国への侵略戦争を狙っており、その戦争を遂行するためには、世界有数の武器輸出国・核兵器保有国であるイスラエルとの連帯が決定的に重要なのだ。今年3月に千葉県で開かれた武器見本市にはイスラエルの兵器メーカーが14社参加し、両国の主要軍事企業が契約を締結した。一部の金融資本家が利潤を貪り、利権争いのために世界中を戦争に巻き込もうとしている。帝国主義の戦争政治を終わらせるため、日本の学生は身体を張って闘う。
10月20日、イスラエル大使館前で抗議行動を行った全学連の仲間が1人不当に逮捕された。これは誰の目にも明らかなでっち上げ逮捕であり、イスラエルの虐殺と帝国主義の政治に反対する人民を押さえつけようという岸田政権の本性が顕になった。多くの人民、とりわけムスリムの方々が逮捕に関心を寄せてくれたことによって彼は奪還された。闘う学生への支援に心から感謝を申し上げる。
帝国主義の足下で虐殺に加担する自国帝国主義弾劾の声が大きくなっている。闘いの隊列に目立つのは青年・学生の姿だ。自国の資本家によって、生きることすらままなくさせられてきた世代に「テロとの戦い」などというペテンはもはや通用しない。各国での集会・デモ禁圧は実力で突破され、イスラエルを支える自国政府に怒りが集中している。差別と排外主義・愛国主義を煽り、中東をはじめ全世界で労働者民衆の階級闘争、そして民族解放・革命戦争を圧殺してきた帝国主義は、労働者・学生の闘いに追い詰められ、今や崩壊寸前だ。
パレスチナの労働組合は、全世界の民衆に向けて、「正義と解放のための闘いは、単に地域的・グローバル的に決着される闘いではないという信念のもとにこの呼びかけを行います。それは、奪われ搾取されている世界のすべての人々の解放のためのテコなのです」と呼びかけている。この呼びかけに応え、戦争と抑圧の元凶である帝国主義を終わらせる闘いに今こそ立ち上がろう。帝国主義を打倒し、パレスチナ人民に連帯する労働者・学生の闘いを断固としておし進めよう。全学連はその先頭に立って闘う。
以上