千葉地裁による天神峰現闘本部の去収決定を徹底弾劾する!
全日本学生自治会総連合(織田陽介委員長)
2011年7月6日
千葉地裁による天神峰現闘本部の収去=強制執行を認める7月5日の決定を、われわれは徹底的に弾劾する。天人ともに許されざる暴挙であり、断固粉砕あるのみである。
そもそも5月20日の東京高裁・井上裁判長による反動判決は、現地調査さえいっさい行わず、暴力的な訴訟指揮をもって反対同盟・弁護団の正当な主張を退けた上、裁判官忌避の申し立てさえ受け付けないという不当極まりないものだ。しかも、これに抗議した反対同盟と支援者ら50名を、「不退去罪」のでっち上げをもって裁判所内で不当逮捕するという前代未聞の暴挙にまで手を染めた。反対同盟とわれわれ支援の仲間は、直ちに反撃の闘いに決起し、全員の不起訴奪還をもってこの大弾圧を打ち破った。そして、今なお現闘本部死守の決意揺るがぬ反対同盟の闘いの前に、国家権力・裁判所は完全に追いつめられた。
5・20東京高裁判決に続く、今回の千葉地裁による決定は、敵の危機と破産を表すものであり、これまで空港の事業認定や原発建設で最悪の先兵となってきた裁判所の犯罪的正体を満天下に暴きだすものである。国策と対決し、不屈に闘い抜かれてきた三里塚闘争45年の正義と勝利性は明らかだ。
全学連は、全国から結集した現地行動隊の仲間を先頭に、反対同盟と固く団結し、現闘本部死守・三里塚闘争勝利の決戦に立ち上がる。7・18三里塚現地闘争に結集し、現闘本部破壊攻撃を断固として粉砕しよう!