〈カンパ要請文を転載します〉

 九州大学学友会費の「横領」デッチあげ逮捕弾劾!
   4名の青年を取り戻す救援カンパのお願い

3・6九大弾圧救援会(代表・柴田 利博)
   福岡県福岡市中央区薬院1の6の16 403号室
    □TEL・FAX 092ー716ー1393

 3月6日、国家権力は、福岡県警公安三課を先頭に「2002年から03年頃、九州大学の学生自治組織である学友会の口座から約80万円を横領した」とする「横領事件」をデッチあげ、九大自治会室はじめ全国8カ所を家宅捜索し、元学友会委員長ら4名を不当逮捕しました。
 この「3・6九州大学学友会費の横領事件」なるものは、百パーセントのデッチあげです。九大学生運動、青年労働運動への許し難い弾圧です。デッチあげ弾圧を許さず、4名の青年を取り戻すために救援カンパをお願いします。
 「事件」とされた当時、九大学友会費は、九大当局の自治会非公認化によって自主徴収されていました。学生から自主的に集められた会費で運営されていたのです。九大学友会は、それを中央執行委員会や総会で予算配分を決定し、会計監査もちゃんと受けていました。問題にされるところはまったくありません。
 問題なのは、こうした当たり前の学友会運営と学生自治にたいして、「横領事件」をデッチあげて介入し、これを弾圧・破壊しようとする警察権力です。
 九大学生運動は、政府批判や反戦運動、大学の民主化の先頭に立っていました。今回の弾圧は、「学生の社会批判や反戦運動はもう許さないぞ」という政府、警察、県当局の姿勢の現れです。
 まさに戦前と同じような弾圧であり、改憲の先取りだ、と言わなければなりません。もし、このような弾圧が大手を振ってまかり通るなら、学生や労働者の権利はあってなきに等しいものになってしまいます。戦前と同じような暗黒の社会への舞い戻りです。そうした道を二度と許さないために、4名の青年へのデッチあげ弾圧を絶対に許してはなりません。
 4名の青年は、デッチあげ不当逮捕に抗議して今、留置所の中で完全黙秘の闘いを続けています。「こんな弾圧には屈しないぞ」と懸命に闘いぬいているのです。
 私たち「3・6九大弾圧救援会」は、4名の青年への差し入れ行動、勾留されている警察署や裁判所の抗議行動、九大キャンパスをはじめ市役所、天神などの駅頭でのビラまき宣伝など、できることを何でもやるぞ、という思いで連日奮闘しています。しかし、弁護士一人をお願いするのも、ビラ一枚まくのも金がかかります。どうか皆さんの暖かいカンパで、デッチあげで不当逮捕された4名の青年たちを守ってください。そして4名の青年を取り戻しましょう。救援のカンパをお願いします。         (2007年3月10日)

 

 

〈現地のビラ〉

学友会費「横領」はデッチ上げだ!
元九州大学学友会委員長A君らを直ちにとりもどそう!

■10日間の勾留決定弾劾!

 3月6日、福岡県警公安3課は、九州大学学友会(全学自治会)元委員長のA君ら4人を、「横領罪」をでっち上げて逮捕するという暴挙を行いました。そして3月8日、福岡地検は4人に対して勾留請求を行い、福岡地方裁判所は、この不当なでっち上げ政治弾圧に対して、10日間もの勾留を決定しました。絶対に許すことはできません。

■「横領罪」は完全なでっちあげだ!

 4人はまったくの無実です。警察が言う逮捕の理由とは、A君らが「2002年から03年にかけて、九州大学の学生自治会組織である学友会の口座から約80万円を横領した」というものです。しかしこれは完全なでっち上げです。
 そもそも逮捕された青年たちは、当時、学友会委員長であったA君をはじめ、九州大学学友会の執行部としての活動を行っていました。学友会とは学生が、大学などに一切頼ることなく自分たちで運営している学生自治組織です。九州大学の学生は、毎年毎年クラスごとに自分たちで自治会費を徴収し、自分たちで学友会代議員総会を開催してその使い道を民主的に決めてきました。そして新入生歓迎企画、大学祭、サークル活動や学生の生活や権利を守るための取り組み、あるいは戦争や差別に反対する取り組みなどを学友会のもとで行ってきました。
 こうしたさまざまな活動に学友会執行部が学友会費を使用するのは当然のことです。これがどうして「横領」だなどといえるのか! 学生自治に対する許しがたい侵害であり、絶対に認めることはできません。こんなことがまかり通るなら、あらゆる学生自治会、労働組合、市民団体などが自分たちで集めた資金を自由に使って活動することなどできなくなります。

■九州大学の学生自治をつぶすことが狙い

 政府・財界はいま、九州大学の移転を機に「九大を実験場に」を合言葉に、大学を企業の金儲けのための食い物にしていこうとしています。また、改憲の動きと一体で、大学の戦争協力・軍事研究も狙われています。そのなかで、学生生活にかかわる部分はどんどん切り捨てられていこうとしています。こうしたなかで、学生の生活と権利を守り、戦争に反対し、社会批判の先頭に立つ九州大学の学生自治組織=学友会を大学当局と警察が一体となって壊滅しようとしているのです。だからこそ、5年も前の事件をでっち上げて、新歓期をねらってこのような弾圧を行ってきたのです。

■反戦運動・労働運動への弾圧

 同時に、今回の弾圧は若者の反戦運動、労働組合運動の破壊を目的にした弾圧でもあります。逮捕された青年たちは反戦運動や労働組合運動の先頭に立って闘ってきていました。元学友会会委員長のA君は、自立労働組合福岡の書記長として、労働組合運動の先頭でたたかってきていました。
 安部首相や日本経団連・御手洗などの財界の連中はいま、「成長戦略」などと称して労働者や弱者にますます矛盾を押し付けていこうとしています。こうしたなかで最大の矛盾を押し付けられている青年たちの中から、生きるためのたたかいが起こり始めています。国家権力は、福岡の地でも青年労働者のたたかいが高揚することを恐れて今回の弾圧に出てきたのです。

■4人を直ちに釈放しろ!

 安部政権のもとでいま、戦争と改憲、格差社会と弱者切捨ての政治が行われています。このなかで全国でも学生自治会や労働組合に対して、さまざまな理由をでっち上げて、警察を使った弾圧が横行しています。今回のA君らへの弾圧も、学生自治会運動、戦争反対・改憲反対の運動、あるいは労働組合運動にたいする政治的弾圧です。逮捕に伴う家宅捜索では警察は「事件」とはまったく関係のない戦争反対を訴える学生のビラや、労働組合の大会の議案書などを押収しましたが、この中にも今回の弾圧の政治的性格がはっきりとあらわれています。このような弾圧を許せば、日本は再び戦前の暗黒社会に逆戻りです。
 逮捕された4人はこんな不当な弾圧に絶対に屈しないと、完全黙秘でたたかっています。4人を支え、福岡県警、福岡地検、福岡地裁に抗議の声を集中し、4人を一日も早く取り戻しましょう!

抗議先 福岡県警公安三課 092−641−4141
    福岡地方検察庁 092−734−9090
    福岡地方裁判所 092−781−3141

※ カンパ・檄文などを「3・6九大弾圧救援会」にお寄せください。

3・6九大弾圧救援会
福岡市中央区薬院1−6−16−403号
TEL&FAX 092−716−1393
E-MAIL jiritsu_fukuoka@yahoo.co.jp