京大反戦ストへの弾圧を許すな! 全学連6同志奪還・安倍打倒へ闘おう!

前進速報版より転載

全学連運動への前代未聞の大弾圧を、腹の底からの怒りで弾劾する!
 日帝国家権力、警視庁公安部、京都府警などは2月29日から3月1日にかけて、全学連の斎藤郁真委員長、京都大学全学自治会同学会の作部羊平委員長を始め、全学連の6人の同志を「威力業務妨害」容疑で不当逮捕した。同時に、京大熊野寮や京大サークル部室など全国13カ所に家宅捜索を行った。同学会中央執行委員会の呼びかけた昨年10月27日の京大吉田南キャンパスでの反戦バリケードストライキが、「授業妨害」だというのだ。
 「ストの現場にいただけで逮捕」というデッチあげ弾圧と、全学連運動解体―指導部壊滅攻撃を断じて許すことはできない! 日帝支配階級と安倍政権の全体重をかけた反戦闘争圧殺攻撃を、全国の学生と労働者人民の猛然たる大反撃でうち破り、5月伊勢志摩サミット粉砕―全国大学反戦ゼネストへと攻め上ろう!

●戦争絶対反対の怒りに恐怖する日帝

 第一に、今回の弾圧は「戦争絶対反対の学生運動など絶対に認められない!」という日帝国家権力の悲鳴だ。
 昨年の京大バリスト決起は、9月安保国会で安倍政権が戦争法案を強行成立させたことに対する渾身の反撃だった。そして11・1全国労働者集会に向けての全世界の闘う労働者・学生に対する限りない国際連帯の決起だった。その「衝撃」は京大のみならず全国に拡大するとともに、戦争協力=戦争動員に突き進む大学・教育の腐敗を暴き出すものとなった。
 スト当日のキャンパス集会で、斎藤委員長と作部委員長は訴えた。
 「どうすれば安倍の戦争政治を止められるのか? その答はこのストライキの中にあります。戦争は安倍が勝手にできるものではありません。戦争を実際に担い、戦争に行くのは私たち学生であり、労働者・農民であり、兵士であり、この社会の99%の人たちです。安倍にストライキはできません。本当に力を持っているのは誰か、今日のストはそれを先端的に示しました。ストライキは単なる手段ではありません。ストライキ自体が、社会の主人公が誰なのかをはっきりさせる目的をもっています。その中に私たちの未来、新しい社会の可能性があります」(斎藤委員長)
 「本日のストで示したように、私たち自身の力で大学の機能を止めることはまったく可能です。粛々と授業を受けて、単位を取って卒業した先に何の未来があるのか。就職できない、非正規になる、そして『カネを返せなければ自衛隊に行け』と。この現実に対する私たちの回答が、今日のバリストです。このストライキを全国・全世界に拡大しよう!」(作部委員長)
 そして斎藤委員長は、「今年の課題は、この地平を強化し、全国の大学で改憲阻止・朝鮮侵略戦争阻止のゼネラルストライキを実現することです」(『前進』新年号・全学連座談会)と高らかに宣言した。
 日帝・安倍政権はこれに顔面蒼白となった。朝鮮侵略戦争が歴史的に切迫する中、日帝ブルジョアジーは改憲を強行して全面参戦しようとしている。しかしそれに対して全国のキャンパス・職場から嵐のような反戦ストが爆発したとき、戦争など一秒たりとも継続できない。「戦争絶対反対! 徴兵制阻止!」の学生運動の歴史的爆発の現実性に、安倍政権は震え上がっている。
 そして何より、学生運動に対する初めての告訴に踏みきった京大当局・山極総長体制を徹底弾劾する! ついに京大当局は、日帝国家権力と心身ともに一体化し、学生運動つぶしの先兵となるまでに腐敗・転落した。
 戦争と原発を止め、新自由主義大学を覆すために2012年6月に京大同学会は再建された。以来、反原発闘争と反戦闘争の先頭で闘い、一昨年11月にはキャンパス内に潜り込んだ京都府警の公安刑事を摘発してたたき出した。昨年の安保国会決戦への同学会の登場は、闘う労働者人民に勇気と展望を与えた。
 他方で京大当局は、同学会のもとへの京大生の団結に恐怖して敵視し、学生自治解体・反戦運動圧殺に血道を上げてきた。そして最後は「ストライキは授業妨害だ」などとわめきながら国家権力の懐に飛び込み、闘う京大生を売り渡し、帝国主義戦争のお先棒担ぎとなったのだ。今こそ安倍政権とともに山極総長体制をうち倒すときだ!

●安倍は革命情勢に追い詰められている

 第二に、「戦争か革命か」の情勢がますます煮詰まる中、安倍政権は労働者人民の激しい怒りに包囲され、グラグラになり、戦争と治安弾圧に絶望的にのめり込んでいる。京大反戦スト弾圧との闘いはその最先端だ。
 世界大恐慌は「中東・ウクライナ・東アジア」を三大焦点とする世界大的な戦争情勢を生み出し、帝国主義国・大国同士の市場・資源・勢力圏をかけた争奪戦が、戦争的激突も含みながら進行している。世界同時株安は進行し、日銀・黒田のマイナス金利政策は大破産し、アベノミクスは崩壊している。この中で追い詰められた日本帝国主義は、一方における戦争、他方における首切り=大失業、外注化・民営化・非正規職化、そして労働者階級の団結破壊に唯一の延命の道を見出そうとしている。
 しかしもはや、社会に渦巻く怒りは爆発寸前だ。この間の安倍の「株式投機で年金基金が損失を蒙ったら給付を減らせばいい」なる大暴言は、もはや帝国主義・新自由主義を打倒する革命をやり、すべての生産手段と労働そのものを労働者人民の手に奪い返さない限り、生きる道はないことを突き出している。韓国・民主労総はすでに、ゼネストでパククネ政権打倒へ進撃している。
 勝利の道は、動労総連合の全国的建設を基軸にした国鉄決戦の爆発、5月伊勢志摩サミット粉砕、7月選挙決戦にある。安倍はサミットと7月参院選(ダブル選)で階級支配の危機をのりきろうとしているが、安倍の思い通りになると思ったら大間違いだ。反合理化・運転保安闘争と被曝労働拒否闘争を先頭に階級的労働運動が力強く前進し、福島原発大事故から5周年を迎えた3・11福島闘争へのうねりは拡大している。
 とくに、斎藤郁真全学連委員長が300万学生と2千万青年労働者の怒りを体現して、鈴木たつお弁護士とともに7月ダブル選への出馬を決意したことは決定的だ。支配階級はこの決断に根底的打撃を受けている。
 今こそ、2016年決戦の爆発をかけて6同志奪還闘争へ総決起しよう。

●弾圧粉砕し大学を反戦のとりでに!

 第三に、未曾有の弾圧を粉砕し、6同志を取り戻すことは必ずできる! 団結を打ち固め、キャンパス・職場・街頭から巨大な反撃をたたきつけよう。6同志は怒りに燃え、断固として完全黙秘・非転向の闘いを貫徹している。
 昨年9~10月、警視庁公安部は福島大学でのスパイ摘発の勝利を口実として学生運動の指導的4同志を「監禁致傷」容疑でデッチあげ逮捕したが、そのあまりの不正義性とでたらめ性への大衆的怒りが爆発し、4同志は不起訴奪還された。権力のもくろみはあえなく破産した。そして、京大生と全学連はその天をも衝くような勝利感をもって10・27京大バリストをうち抜いた。全国学生運動と階級的労働運動は、15~16年にあらゆる治安弾圧をはね返し勝利してきている。
 京大スト弾圧もまた、「反戦ストライキ=授業妨害」という、そのあまりの内容の空疎さと反動性ゆえに、帝国主義戦争とそれにくみする大学当局への激しい怒りを全国・全人民的に呼び起こし、必ずや粉砕される。逆に、改憲絶対反対・戦争絶対阻止の全国学生スト決起の突破口となっていく。墓穴を掘ったのは安倍政権であり、京大・山極体制だ!
 全国学友のみなさん! 獄中6同志と固く団結して反撃に立ち上がり、弾圧を粉砕しよう! 3・11福島闘争に総決起しよう! マルクス主義学生同盟・中核派に結集し、ともに闘おう!(革共同中央学生組織委員会)

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