前進新年号アピール②(坂野委員長代行)

全国300万学生のみなさん!6千万プロレタリアートのみなさん! そして、まだ見ぬ世界の仲間たちへ! 全学連は12月に拡大中央委員会を開催し、2010年決戦の方針をうち固めた。獄中同志を奪還し、全国大学ストライキの力で民主党・連合政権を打倒しよう! 「教育の民営化粉砕!」の国際的団結を! いざ壮大な2010年決戦へ!

 暴処法をうち破る法大闘争に決起を

 私が第一に訴えたいことは、全国学生は法大闘争に総決起しようということだ。
 一つに、法大闘争は戦時型治安弾圧法・暴処法をうち破り進撃している。09年は血塗られた弾圧の歴史をもつ暴処法との激突となった。
 「団体若しくは多衆の威力を示し……」(暴処法第1条第1項)――暴処法は何よりも団結破壊法であり、労働者・学生の闘いを破壊することでしか支配を維持できないブルジョアジーの本質を示すものだ。しかし、獄中8学生は仲間を裏切ることを拒否し、国家権力に「完黙・非転向」で敢然と立ち向かった。これこそが、労働者・学生の生き様だ! 壮大な2010年決戦には8人が絶対に必要だ!
 二つに、4月24日の法大1500人集会で「革命の現実性」をガッチリとつかんだことだ。
 「鎖が引きちぎられた瞬間だった」「何十人もの弾圧職員とガードマンがいる中、私たちの前で監獄大学の教室の中から反乱が起こったのだ」(全学連副委員長・倉岡雅美さんの意見陳述)。国家権力はこの感動的光景に3万法大生-300万学生の決起のリアリズムを見、暴処法弾圧へと踏み込んできたのだ。
 4・24集会は、革命的学生がキャンパスの中に一人でも存在することがいかに決定的かを示している。「学生は必ず立ち上がる」という展望とともに、革命的指導部の必要性を確信させるものでもあった。
 三つに、法大闘争は全世界の学生運動を獲得する位置にせりあがってきている。「大学の民営化粉砕!」(アメリカ)、「教育は売り物じゃない!」(ドイツ)、「選別化教育反対」「教育における格差の拡大反対」(フランス)――世界の学生は、労働者とともに新自由主義大学の現実に対して腹の底から怒っている。われわれ全学連の任務はただ一つ。「教育の民営化粉砕!」を掲げ、世界の学生の怒りを糾合し、反帝国主義・反スターリン主義世界革命に向かって最先頭で闘い抜くことだ。

 大学・教育・未来を団結して取り戻せ

 「来春卒大学生、内定率62・5%」――この数字に覆い隠された学生の真実の声とは何か。それは「自分は社会に必要とされない人間なんだ…」(産経新聞12・15付、内定が決まっていない4年生の声)という怒りと絶望だ。   最末期の資本主義はこの苦悩を全学生の4割にも強制するとともに、「生きさせろ!」という人間の根源的な思いを多くの学生に芽生えさせ、革命の部隊として日々鍛え上げている。「全国300万学生は団結して大学・教育・未来を取り戻そう!」、これが訴えたいことの第二である。
 一つに、資本による教育の蹂躙(じゅうりん)を絶対に許してはならない。新自由主義こそが教育と社会を破壊したのだ。断罪されるべきは資本家だ。
 新自由主義大学の象徴である「営業権」によって、キャンパスは「冷たい現金勘定」が支配する空間となった。学費は天井知らずではね上がり、奨学金はローン化・高利子化され、毎年8千人近い学生が大学からたたき出されている。学生は「一つの商品」としてすさまじい競争に投げ込まれ、団結は徹底的に破壊される。
 資本に私物化された大学には、もはや何の価値創造性もない。人間発展の機関としての大学の回復は、「大学を帝国主義打倒の砦」にする道を経て達成される。
 二つに、だからこそ6・14-15闘争と11月労働者集会の地平は画期的だ。階級闘争の一環としての法大闘争が、大学変革への巨大な突破口を切り開く。労学共闘、動労千葉労働運動との結合の中に、われわれ学生の展望はある。戦場は違えど敵は一つ、新自由主義だ。全国学生は、11月労働者集会を最先頭で闘おう!
 三つに、大恐慌と対決する団結をつくるため、青年・学生を抑圧するブルジョア的・スターリン主義的イデオロギーを粉砕しよう。
 「われわれが生きている間に紛争を根絶することはないだろう」「場合によっては国家が武力の行使を必要とするだけでなく、道徳的にもそれが正当化される」(米大統領・オバマのノーベル平和賞受賞スピーチ)。これが帝国主義者が大恐慌を「うち破る」道だ。また、日本共産党スターリン主義は次のようにいう。「『ルールある経済社会』という、大変やりがいのある仕事がこの国には残されています」(前議長・不破の東大駒場キャンパスでの講演)と。
 全国の学友のみなさんに問いたい。この大恐慌の時代、われわれ学生は何をなすべきか。オバマの言うように、戦争への道を突き進むべきなのか。日共の言うように「ルールある資本主義」を夢想することなのか。獄中8学生に体現される生き方を見てほしい! 現代帝国主義が不可避に生み出す破産の現実に、絶望でもなく、現状の無批判的追認でもなく、根底的変革の闘いをたたきつけること、これこそがわれわれの任務だ。全国学生は、今こそプロレタリア革命に全人生をかけよう!
 腐りきった現実を変革する自分たちの理論、自分たちの党が必要だ。自らに宿る革命性を確信し、隣の仲間の革命性を呼びさませ!一切はマルクス主義の復権だ。
 第三に訴えたいことは、全国大学ストライキで民主党・連合政権を打倒しようということだ。
 一つに、全国に「第2第3の法大闘争」をつくりだそう! 不当処分粉砕の闘いは「敵の権威を失墜させ味方の正義を確立」し、「大学の主人公は学生だ!」と敵にたたきつける闘いだ。この法大処分阻止闘争が切り開いた偉大な地平を引き継ぎ、全国大学で寮・サークル・クラスにおける自治と自由をめぐる攻防に勝ち抜こう!
 二つに、全学連は全国学生の指導部に飛躍しよう。われわれは、織田委員長はじめ全学連三役が獄中に囚われる中、9月全学連大会にて臨時執行体制を確立して必死に闘い抜いてきた。その地平からのさらなる飛躍が求められている。それは、指導体制の強化と新たな拠点建設だ。われわれは09年、組織建設闘争の中で路線は形成されることをつかみとってきた。「教育の民営化粉砕!」の路線を豊かに発展させ、拠点を強化・拡大し、組織をつくろう!

 君こそ決定的存在 勝利の大道進まん

 三つに、4月新歓闘争の爆発から民主党・連合政権打倒の大政治闘争を爆発させよう! 学生のエネルギーが時代を切り開く。2010年決戦の突破口を切り開くのは、われわれ全学連だ!
 そして獄中35年、不屈に闘う星野同志とともに闘おう! 決戦迎えた三里塚3・28全国集会に総決起しよう! 沖縄闘争の爆発に日帝打倒の帰すうがかかっている。辺野古新基地建設阻止! 米軍基地撤去の闘いに立ちあがろう!
 階級闘争の最大の激突点は、「1047名解雇撤回! 検修業務全面外注化阻止!」の国鉄決戦と道州制・改憲阻止決戦だ。全国学生の団結と労学共闘で、敵の最弱点をうち破ることができる。
 最後にまだ見ぬ全国、全世界の学友へ。君の存在が決定的だ! ともに革命に立ち上がろう! 全学連は戦後学生運動の全歴史をその双肩に担い、いざ勝利の大道を進まん!

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