前進新年号アピール①(織田委員長)


 すべての学生のみなさん! 2010年は胸躍る革命の時代の本格的到来だ。今こそ反帝国主義・反スターリン主義を綱領的立脚点とした全学連運動の大衆的復権に真正面から挑戦しよう。それはさらなる弾圧と、団結を組織する困難の連続だ。しかし、その困難こそ革命の前進過程だ! 全学連中央執行委員会はその先頭に立つ!

 

大恐慌と世界戦争の時代を革命へ!

 09年は、暴処法弾圧と対決し戦列をうち鍛えた年であった。それは世界戦争の危機を生み出す大恐慌の時代との対決だった。
 29年大恐慌をうけて30年代、労働者の反乱が全世界で爆発した。しかし革命ロシアのスターリン主義的変質を最大の根拠に、歪曲された国際共産主義運動は米ニューディール、独ナチズムの前に敗北し、第2次大戦へと道を開いた。
 戦後世界体制は、米帝の圧倒的な経済力、政治・軍事力で戦後革命を圧殺した上に成立し、異例の成長を遂げてきた。だが74―75年恐慌を契機とした過剰資本・過剰生産力状態への突入により世界は再び帝国主義同士のつぶし合いの時代に回帰した。分裂は没落を生み、没落は分裂を生む。繰り延べられた矛盾がついに再びの大恐慌となって爆発した。歴史は繰り返す。何のために? 悲劇を繰り返すためか。それとも人間が過去を越えて進むためか。回答は私たちの実践によってなされる! それは労働組合・学生自治会の復権であり、反スターリン主義の労働者党建設である! 

 共産主義運動こそ歴史前進させる力

 労働とは人間が協働して自然に働きかけ、生存条件と社会の一切を生み出していく人類の根源的活動だ。しかし資本主義社会では、社会的生産手段の資本家による私的所有と、労働力の商品化をとおして、労働が資本の価値増殖に従属させられ、資本家がもうける限りにおいてのみ労働者が生きられるという非人間的搾取関係が再生産される。労働者は商品として扱われ、どこまでも競争させられ、分断される。徹底した団結破壊の中、個々人は資本主義の圧制に押しつぶされかねない多くの弱さを持っている。しかし労働者階級は団結して敵を打倒することをとおして自らの弱さを克服し、人間性を回復し、新しい社会を準備する。共産主義運動とは、資本家階級の打倒をとおして資本を積極的に止揚する歴史的行為だ。困難から逃げることなく仲間とともに立ち向かい、階級闘争をとおして歴史を前進させていく。共産主義運動の人間らしさ、素晴らしさがここにある。
 いかなる政治家による立法も、理論家による説得も、人類史を前進させはしない。労働者が職場で怒りをこめて立ち上がることこそが、人類史の巨大な前進を実現する。共産主義運動は、自らの力をゴマカシて成果をかちとることはできない。資本主義社会の最も徹底した破壊をとおして、最も豊かな創造を実現していく過程こそプロレタリア革命に他ならない。

 民主党・連合打倒し55年体制と決別を

 09年8月30日、労働者人民の怒りで、自民党がついに打倒された。代わって登場した民主党・連合政権は、自民党以上に〈戦争・改憲と民営化・労組破壊>に突進している。鳩山は中曽根の亡霊のように「戦後行政の大掃除」を宣言、国鉄労働運動の壊滅に向かって全面外注化攻撃を開始した。それは、国鉄分割・民営化を全社会化する道州制攻撃だ。その核心は連合の腐敗せる労組幹部を政権に取り込んだことだ。社民党・日本共産党・JR総連カクマルら体制内勢力の一切は、この攻撃に再び屈服し、先兵となっていく。
 「8・30」は急速に裏切られていく。「政治は変わらないのか?」 否! 私たち労働者階級は、自らの手で民主党・連合政権を打倒することをとおして今度こそ徹底的に55年体制を総括し、自らの過去と決別するのだ!
 体制内勢力はもう一度、より大胆に裏切りの歴史をなぞっていく。それも今度は自ら国家権力そのものとなって! 今こそ清算しよう、裏切りと妥協の歴史を! 決別は、民主党・連合政権との対決が激しいほどに力強く進む。その激突点は職場、キャンパスであり、一大集約点としての11月集会1万人結集だ。決別は、道州制攻撃との対決をとおして、怒れる青年・学生が国鉄労働者のように闘う腹をくくることをもって進む。「大掃除」されるのは誰か? 発言者はその回答を歴史のクズかごの中で知る!

 反スターリン主義に基づく組織戦術

  プロレタリア革命は、労働者階級が自らの政治指導部として労働者党を建設し、また自らも指導部へと飛躍しながら、全人間的回復を進める政治奪還過程である。それは、資本家階級からの政治権力奪取、プロレタリア独裁樹立の闘いとしてこそ貫くことができる。
  反スターリン主義は、スターリン主義を打倒し、のりこえ、国際共産主義運動の無限の可能性を回復する運動だ。ロシア革命によって切り開かれた社会主義への過渡に見合う革命主体の回復をもって世界革命に突き進む運動だ。
  よってその組織戦術は、〈戦争・改憲と民営化・労組破壊>の攻撃に最も戦闘的に対峙し、労働者階級の全世界的統一を望むものでなければならない! それは最も党派的で、運動の戦列を鍛え拡大するものでなければならない!
  組織戦術は第一に、国鉄闘争勝利・道州制粉砕、教育の民営化粉砕の闘いだ。とりわけ教育の民営化粉砕の闘いは教室から団結を組織する最も困難な闘いであり、体制内指導部にはできない。ここにおいてこそ全学連は絶対反対を掲げて闘う。一つに、ますますの法大闘争の前進だ。長期勾留をうち破り、法大当局を恐怖のどん底にたたき込め! 全国最先端の闘いとして路線を深化し、ますます団結を復権しよう! 二つに、全国の学生自治、自治寮、サークル自治運動を守り抜く闘いだ。三つに、予算削減反対の闘いだ。事業仕分けに対する9大学長の「抗議」は、「国家間競争に負ける」などという、およそ科学の名に値しない小ブル的非科学だ。科学を国家に従属させる立場は、「国家の危機」を理由に予算削減した連中と何の違いもない。学費値上げ、研究員・職員の解雇・賃下げ・外注化を許すな! これは人間を犠牲にする現在の「学問」を否定し、真理の大学を復権するプロレタリア的絶対反対の闘いだ。
  第二に、反戦・反基地・反核闘争だ。一つは、沖縄こそ安保粉砕の火薬庫であり、基地撤去は戦争の廃絶と一体だ。二つに、全世界の労働者人民はオバマと対決し、核によって分断されてきた歴史と決別しよう! 三つに、決戦局面に入った三里塚闘争を絶対に勝利させる! 
  第三に、星野文昭さん奪還の再審闘争だ。星野無期攻撃は70年安保・沖縄闘争への日帝の恐怖と憎悪であり、星野さんの言葉と闘いの人間的豊かさは、プロレタリア革命の豊かさに他ならない。全学連は再審闘争の先頭に立つ! 
  すべての学生のみなさん! 2010年は困難の連続となるだろう。しかし困難に立ち向かってこそ歴史は前進する。試練こそ未来を切り開く栄光の道だ。勝利への執念を燃やして闘おう! 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です