3・20集会へ! 織田委員長のアピール(「前進」 2429号より)

 労働者・農民・学生のみなさん! 大恐慌はさらに深まり、米オバマ政権と日帝民主党・連合政権による戦争と大失業の攻撃が労働者・学生を襲っている。JR、法大、三里塚・沖縄をめぐって激突が始まっている。「国鉄1047名解雇撤回!」のスローガンで青年・学生の怒りと社会変革への沸き上がる欲求を結集し、3・20代々木公園5千人のデモを実現しよう。そしてその中から闘う労働者党を建設しよう

法大弾圧弾劾! 学生の生き血を吸う「営業権」粉砕を! 

 2010年の闘いは激しく火を噴いている。
 第一に、法大の2・5ビラまき弾圧を絶対に許せない。法大当局にとって入試は学生確保のための「営業」であり、年に1度のかきいれ時だから邪魔なやつは逮捕しろということだ。警察・検察は「ビラまきだけでも、お前らがやれば犯罪だ」と、政治弾圧であることを隠そうともしない。
 「営業権」とは憲法を停止して学生を逮捕してまで守るべきものか?
「学費・給食費が払えない」「定期が買えずに学校に行けない」「林間学校で3食食事が出たのを『これが毎日続けばいいのに』と言った子どもがいる」「万引きしてご飯を食べている子どもがいる」――大恐慌の中で教育現場は崩壊している。
 学生に借金を背負わせて学費を集め、ボロもうけをする「営業権」。マネーゲームや暴力ガードマンに使われる学費を払えないため、なぜ学生が大学からたたき出されるのか! 学生の生き血を吸う「権利」など断じて認められない! 今回の弾圧は、教育の民営化を、大学のあり方を根本から問う問題だ。
 5月に改憲投票法が施行される。2・5弾圧は改憲の先取りだ。資本の搾取の自由が憲法を踏み越えて進むという新自由主義の極致だ。攻撃の本質をつかんで離さず「営業権」を粉砕しよう。
 第二に、国鉄1047名解雇撤回闘争だ。新自由主義と労働運動の右傾化に抗した23年間の闘いは、今こそ輝く時だ。与党3党と公明党、自民党、共産党まで闘争終結に必死だ。「解雇は正当だ」と言う労組幹部を、政権政党とともに葬り去る時がきた。最先頭で支援してきた北教組への弾圧も始まった。不当配転で動労千葉つぶしに躍起になっているのは、「国鉄1047名解雇撤回」を掲げた2・13集会が大きな意義を持ったからだ。動労千葉は再びストライキに立つ。
 第三に、三里塚闘争だ。沖縄基地をめぐる激動の始まりをうけて、支配階級は第2・第3の三里塚闘争の胎動に恐怖している。それゆえ、現闘本部裁判判決と団結街道廃道攻撃という形で、成田軍事空港をめぐる情勢も激突に突入している。

 歴史を動かす主人公としてプロレタリア革命に立とう

 「世界大恐慌」という時代を真っ向から見据えなければならない。オバマを先頭に「景気は底を打った」「嵐は過ぎ去った」などと言っているが、大恐慌はさらに大規模に進行している。
 第一に、天文学的な財政出動は天文学的な赤字を生み出した。公的資金の注入をやめた途端に米シティバンクを先頭に赤字に転落、何よりドル暴落の危機が迫っている。
 第二に、労働者を大量解雇して恐慌を押しとどめている。資本家は労働者を解雇しながら「雇用調整助成金」の適用条件を緩和し、税金をむさぼっている。一体どこまで労働者に犠牲を転嫁するのか! 大学生の今年の就職内定率は73・1%、つまり失業率は27%だ。
 第三に、バイ・アメリカン条項など保護主義的な助成金だ。保護主義は世界経済の分裂と収縮、世界戦争の道だ。すでにアフガニスタンでは米軍による過去最大の掃討作戦が展開され、多数の死傷者が出ている。
 第四に、ブラジルや中国、アジアへのバブル的な投資だ。とりわけ中国のバブルが崩壊するのは時間の問題だ。ギリシャの債務不履行はEU全体の危機に転化し、ギリシャではゼネストが闘われている。大恐慌の嵐が過ぎ去るどころか、労働者・学生の闘いの嵐が近づいているのだ。
 こうした中でトヨタのリコールが、1年間の生産台数を上回って進んでいる。これは、新自由主義の帰結として弾劾されるべきものだ。トヨタは労働者を半年ごとに使い捨てるようなあり方を繰り返し、車を作る技術も継承されなくなってしまった。新自由主義は、帝国主義間争闘戦を闘えないまでに破綻したのだ。
 オバマは、この危機を利用してトヨタをつぶしにかかっている。一般教書演説で「輸出の2倍化」を掲げ、他帝国主義を粉砕して保護主義に突っ込むことを宣言し、アメリカでは「GMのかたきをトヨタで討て」を合言葉に、トヨタへの集団訴訟の扇動が始まった。ウォール・ストリート・ジャーナルの社説の見出しは「なんて気持ちがいいんだろう」だ。アメリカ労働者を保護主義・愛国主義に絡め取る攻撃だ。大失業と戦争の攻撃が一体で労働者・学生を襲っている。問われているのは国際連帯だ。
 進行している事態は「社会はブルジョアジーのもとでは、これ以上生きていくことはできない」(『共産党宣言』)ということだ。「近代の労働者階級は、労働(仕事)があるかぎりで生きることができ、その労働が資本を増殖するかぎりで労働にありつける。自分を切り売りしなければならない労働者とは、他の販売品目と同じ一商品である」(同)。社会のすべてを生み出す労働が資本家の搾取の手段となり、資本がもうける限りにおいてのみ労働者が生きられるという転倒、これが資本主義だ。
 JRの鉄道部門丸ごと外注化、JALの1万6千人解雇は、安全を守る労働者が働けない現実を示している。もはや階級的搾取関係そのものを廃止しない限りなんの解決もない。階級社会の矛盾は、車も作れない、電車も飛行機も動かないというところまできたのだ。
 日本経団連は経労委報告で“大失業の責任は資本家にはない”と居直った。“「雇用確保」のために派遣切りを徹底してやり、正社員を派遣に置き換え、やれることはやった。あとは労働者・学生の自己責任だ。お前らの商品価値が低いから売れ残っているのだ”と。社会を崩壊させておいてよく言ったものだ!
 受験や就活、大失業時代における大競争に、青年・学生は腹の底から怒らなければならない。青年・学生が行動に立ち上がり、世界を革命する時が来た。青年・学生が「俺たちは商品ではない! 歴史を動かす主人公だ!」と叫んで立ち上がることこそプロレタリア革命だ。3・20を未来を奪う資本主義そのものを真っ向から否定する5千人大集会としよう!

 辺野古新基地建設絶対阻止真の労働者党を建設しよう

 5千人結集の課題は第一に、「国鉄1047名解雇撤回!」のスローガンを青年・学生の沸き上がる欲求とすることだ。
 学生は今や奨学金という借金を背負わされて職もないまま社会に放り出されている。奨学金は大学を出たら就職できるという前提のもとにあった教育投資だった。国鉄分割・民営化以降、労働組合破壊と外注化によって1千万人が非正規職に突き落とされてこうしたあり方が崩壊し、奨学金は学生の未来を奪う大学の金もうけの手段に転化した。「国鉄1047名解雇撤回」のスローガンは青年・学生の「未来を返せ!」という叫びだ。
 経労委報告は「定期昇給の解体」を打ち出した。定期昇給制度は終身雇用や年金とセットで労働者の企業防衛意識を生み出し、低賃金構造をつくり出す55年体制の根幹だった。55年体制の崩壊はこれからが本番だ。労働運動・学生運動のあり方が根本から変わろうとしている。
 すでに民主党政権の支持率は37%に下落、第2の「8・30」は始まっている。だからこそ民主党から社民党、共産党、公明党、自民党までが手を組んで1047名闘争を解体しようとしている。同時に、動労千葉派が立ち上がり、1047名闘争と労働運動の主導権を握ろうとしている。労働運動の復権が1047名闘争にかかっている。
 第二に、沖縄闘争だ。新基地建設「辺野古案」は鳩山の口から出かかっている。沖縄労働者の怒りが民主・社民・共産党を燃やし尽くして爆発しようとしている。民主党にすがってきた沖縄の労組幹部のあり方が吹っ飛ぶ情勢だ。沖縄に火がついた時、労働組合のあり方、大学のあり方が問われる。否、昨年11・8県民大会、今年の名護市長選の結果は、すでに沖縄をどうするのかという問いが始まったことを示している。沖縄労働者人民と連帯して反戦・反基地闘争に立とう。
 第三に、あらゆる体制内幹部と対決し、労働者階級の指導部として真の労働者党を建設しよう。プロレタリア世界革命とは、資本と賃労働の階級支配関係そのものを廃絶する根底的な変革である。社民党や共産党、カクマルなど体制内党派は、労働者階級が根底的な変革に向かう階級形成の途上における分裂的で中途半端な意識の反映だ。労働者の党はこうした党と非和解的に対決して自己を絶えずラジカルに純化させるとともに、党派闘争をとおして労働者階級に闘争方針を提起し、階級形成を推し進め、もって分裂的で中途半端な意識の止揚をもって他党派を解体・包摂しながら、自らを労働者階級そのものを代表する党へと強化・拡大していかなければならない。
 階級の指導部と自覚する革命的青年・学生は、獲得してきた原則を大衆闘争指導をもって大衆の実感へと転化し、労働者党を建設しよう。それが動労千葉の反合・運転保安闘争にこめられた党と労働組合の関係だ。
 いざ、青年・学生の未来をかけて3・20の5千人の爆発を! プロレタリア世界革命万歳!

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