全学連大会感想①(首都圏学生A)

私は「共産趣味者」という、みなさんから見ればかなり異質な存在の人間ですが、以前から少し興味があった学生運動についてもっと知りたいと思い、今回参加させていただきました。

私自身、今回は「潜入取材」というような気持ちで臨んでおり、「もしかしたら公安のスパイと疑われてリンチされるのではないか」という不安もほんの少しありました。

しかし、いざ始まってみると私を排斥するようなこともなく、大学の諸問題や沖縄の実情、京大バリストの詳細などを丁寧に教えていただき、むしろ歓迎されているように思いました。

今回の大会に参加して、私はいくつかの認識を改めることとなりました。

例えば、私はデモ活動に対して「左翼は国や大学の方針に反対したいだけだ」という印象を少なからず持っていましたが、みなさんの話を聞き、それにはちゃんとした根拠があり、国や大学にも非があるのだということを強く認識しました。

また、日本のデモ活動でハングルが書かれたプラカードが掲げられていることについて、ネットでは「左翼は反日だから韓国と繋がっている」「在日だ」というような短絡的な考え方が一般常識のようにもなっています。そこまではいかなくとも、私も「なんでだろう」と少し疑問を覚えていましたが、みなさんが労働者の国際連帯を目指していて、あれは韓国の労働者たちだったということを知り、なるほどと納得しました。

他にも、京大バリストはまとめサイトやメディアで言われているほど一般学生にとって迷惑ではなく、むしろ京大生たちはそれを受け入れ楽しんでいたというような話を聞いて驚いたり、移動時のバス車内や大会1日目終了後の宿泊した際の、みなさんの様子を見たり実際に話してみて、和気あいあいとした雰囲気を感じ、「怖いイメージがあったけど、普段は普通の人たちなんだなぁ……(悪い意味ではないです)」と思ったりと、とにかく新しい発見がたくさんありました。

私はみなさんと比べると、(政治的な話に興味がない)一般人に近いと思いますが、ここでその一般人的な視点から見た意見を述べさせていただきます。

まず、みなさんはとても頭が良く、歴史や経済学に詳しかったり、大学や政治の問題点をよく把握していると思います。しかしながら一般人は、そのようなことはあまり詳しくありません。ですから、みなさんがなぜそんなにデモ活動をしているのか、その理由やデモに至った経緯があまり伝わってこず、ただ大学や政府に反発したいだけというように受け取られかねません。もし運動を拡大したいというのなら、まずそういったところから丁寧に説明するべきだと思います。事実、私も今回の大会に参加するまで知らなかったことがたくさんあり、みなさんのお話を聞いて運動の理由や経緯を理解することができました。

また、今はYouTubeの前進チャンネルが比較的成功していると思います。共産趣味者の同志たちの反応もとても良いです。リアルの行動も大切ですが、これからはインターネットを活用していく時代です。前進チャンネルやTwitterなどのSNSで、先述した説明をしたり運動や集会、学習会や討論会などの呼びかけを行うことは効果的だと思います。

また、ニコニコ生放送やツイキャス、YouTube Liveなどを活用し、視聴者と軽く討論会や質疑応答を行うことも可能かと思います。「実際に会うのはちょっと……」という人でも気軽に参加できるので、それをきっかけに運動に参加してくれるかもしれません。

私はみなさんの考えに納得できない部分も少しあり、全面的に支持することはできないのですが、学生運動や労働運動は、権力の暴走を止めるためや意思表示のためのとても大切な行動だと思います。全盛期と比べて国民がかなり萎縮してしまい衰退していますが、米朝戦争を契機とする第三次世界大戦の危機が迫る中、この戦争を止めるために国民が立ち上がり、運動は再び盛り上がりを見せるだろうと思います。

今回は浅学ながら参加させていただきましたが、自分の知識不足を痛感したので、これからは学習会などに参加したり独学で少しずつ勉強し、次回までにみなさんとしっかり討論できるような知識を身につけたいと思います。

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