競争社会を終わらせよう(京都大・高木定義)

学生諸君! 君たちには将来の夢はあるだろうか。
 今は若者が夢を持てない時代といわれている。夢を追うより収入の安定。そのために一定の学歴を。そう考えている人が多いのではないだろうか。
 誤解を恐れずに言おう。そんな目標はゴミだ。世の中には、搾取する者とされる者がいる。人生の勝ち組といわれるような労働者が、相次いで過労自殺している。ホワイト企業にありつけたとしても、生活の中に政治はない。敗者の存在に目をつぶりながら戦利品を手にすることになる。
 僕たちが生きているのは自然界ではない。人間の特長である「共同性」を人為的に破壊する競争社会だ。そんなものにわざわざ乗っかることはない。それも土台から崩れようとしているオワコンの資本主義に!
 他人を蹴落として生き残るのではなく、競争そのものを終わらせる。それこそ夢物語ではないか、と思うかもしれない。そんなことはない。憲法無視で好き放題の支配者も、個々人を駒のように操らなければ何もできない。自律し団結した人民の前には無力なのだ。
 怒りの爆発は反社会性などではない。経済競争、戦争動員の実力粉砕は世界の99%が共有する正義だ。大会の討論でその確信を深めよう。僕たち自身が新しい社会の創り手となるのだ!

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