第80回全学連大会の感想③

 まずはじめに、相次ぐ学生への不当処分弾圧という厳しい情勢をはねのけて、各地から多く の学生が結集したことを力強く感じました。京大3学生への無期停学処分はとりわけ、大き な衝撃でした。学生は大学に従属しなければ、排除されてしまうという現実を強く実感しま した。今大会では、京大闘争と政治情勢の関連性が改めて明らかにされて、非常に危機感を 持ちました。実際に弾圧された学友を目の当たりにしたとき、怒りを覚えたし、支えてやり たいと思いました。僕はこの気持ちを大事にして、原動力にしたいです。(東北大生)

第80回全学連大会の感想②

 今回メインで話し合われたのは京大生の不当逮捕に関する議論でした。学生がキャンパスでビラを撒いただけで逮捕された事件の事です。他大と比べて弾圧が大規模なので、まずは京大闘争に全力を傾けるという方針になりましたが、これには賛成します。というのも、京大以外の大学では大衆的な運動が起こっていない、活動家の人数が少ないという現実があるからです。首都圏の大学では活動家が一人しかいないというケースもあります。運動の勝敗が活動家の人数で決まるとは思っていませんが、人数が少ないと規模の大きい企画が打てなくて、運動を継続させるのも難しいです。なので、全国の活動家を京大に結集させて、大きな話題を作って欲しいと期待しています。他大学で一人で活動しているという学生は、京大で学生運動のノウハウや方針の立て方を学び、自分の大学に持ち帰ることも出来ますし。10年ほど前の法大闘争の時も、今回と同じ方針が取られたと聞きました。法大闘争の良かった所、悪かった所を総括して京大闘争の勝利に結びつけてくれると信じています。

 また、新自由主義についても活発な議論が起こり、断固拒否していく方針になりましたが、これについてもとても重要なことだと思います。というのも新自由主義を推し進めて得する労働者は一部で、主に得するのは資本家だと考えているからです。労働者間で競争をさせると、勝ち組・負け組といったように労働者を分割することが出来て、自分が貧乏なのは自己責任だと錯覚させることができ、ストライキなどの抵抗が起こりにくくなります。この仕組みの厄介な所は、上位の優秀な労働者は評価され、待遇や給与が上がる点です。しかし労働者の大半は優秀でない凡人です。全員が真っ当に生きていける社会主義の考えを浸透させていく必要があると、今まで以上に感じました。

 さらに、新自由主義は合理化、実力主義だと言われていますが、完全な実力主義にはならないと個人的には思っています。やっている業務は同じなのに大企業と下請け企業では給料が違う、女性だと昇進できないなどの話はよく聞きます。実力ではなくて、正社員・非正規、また派遣やどの社会的組織に所属しているかで将来が決まっているのが現状だと思います。このような現実も労働問題として捉え、取り組んでいきたいです。

 今回の大会では、理論的な議論というより、どうやって闘うのかというような具体的な議論が多くて、有意義なものになったと思います。これからの1年は改憲問題と対峙していくことになると思いますが、大会で一致させた原則、方針に基づきながら学生運動を盛り上げていきたいと思います。(広島大生)

第80回全学連大会の感想①

 私は社会運動に関わりつつ自分の在学する大学学内の問題を考えるなかで全学連運動に関心をもち、初めて大会に参加しました。感想は主に二つあります。
 一つは大学と社会・政治の関係についてです。議案での説明ならびに学生の発言から、学生運動が「政治運動」に取り組むことの重要性、そしてそれが「学内」問題を無視することではないと改めて学ぶと同時に、自分自身の視野を広げることができました。
 二つ目は、現在大きな攻防点としてある京大学生運動についてです。今京大で起きている学生への処分・弾圧・管理強化をどう認識し具体的に何をなすべきかが参加者それぞれに問われる議案提起・議論になっていたと思いました。前述の大学と社会・政治の関係や、自分が取り組んでいる(いきたい)問題との関係を考えながら、なんとか応答していきたいです。(関西・初参加者)